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【例えで学ぶネットワーク #3】IPアドレスとサブネットマスクは“人数分けゲーム”だった?

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👥 「IPアドレス?サブネット?」わからん…から始まった

ネットワーク初心者の私にとって、
「192.168.0.1/24」とか言われても完全に呪文でした。

  • “IPアドレスは住所みたいなもの”
    まではなんとなく聞いたけど…

  • “サブネットマスクでネットワークを分ける”
    って言われた瞬間:「???」

なので今回はこれを、「お部屋に人を分けて入れるゲーム」 にたとえてみます!


🏠 IPアドレスとサブネットをざっくり整理

  • IPアドレス → 各機器に割り当てられた“住所”
  • ネットワーク部とホスト部 → 「どこのグループ」&「その中の誰か」
  • サブネットマスク → 「どこまでが住所か」を示すライン(例:255.255.255.0)

🎲 人数分けゲームでたとえてみた!

あなたはパーティー会場の受付係。
たくさんのゲスト(パソコン)を、それぞれの部屋(サブネット)に振り分けなければなりません。

ルール:

  • ゲスト全員には「住所(IPアドレス)」が書かれている
  • サブネットマスクという“線引きルール”に従って、どの部屋かを決める
  • 「ネットワーク部」が同じ人は同じ部屋に入れる

🧮 実例:192.168.1.0/24 の場合

内容 意味
IPアドレス例 192.168.1.0〜192.168.1.255
サブネットマスク 255.255.255.0(=/24)
グループ分け 「192.168.1」が同じなら同じ部屋
ホストの人数 最大254人(0と255は予約済)

つまり、「192.168.1.100」「192.168.1.200」などは
同じ“192.168.1”グループなので、同じ部屋に入れます!


🧩 サブネットを変えると、こう変わる!

マスク グループ単位(人数) わかりやすい例え
/24 256人 大きめの会議室
/25 128人 × 2部屋 会議室をカーテンで2分割した感じ
/26 64人 × 4部屋 さらに細かく仕切って“少人数グループ制”に

こうしてサブネットマスクを変えると、部屋の人数制限や部屋数が変わるイメージです。


😇 ちょっとだけふざけて覚える語呂

  • IPアドレス → パーティーの出席者
  • サブネットマスク → 部屋割りガイド(パーテーション職人)
  • ネットワーク部 → どこの部屋?
  • ホスト部 → 部屋の中の誰?

🔁 最後にもう一度まとめると…

  • IPアドレス = パソコンの住所
  • サブネットマスク = 住所のグルーピングルール
  • だからIPアドレス単体じゃなく「マスクありき」で部屋分けされている!

📦 おまけ:CIDR記法って何?(/24 ってやつ)

  • /24 = 最初の24ビットがネットワーク部だよ、という略記
  • 通常の255.255.255.0と同じ意味
  • 「短く書けて、サクッと読める」ので、試験でも頻出!

🛎 おわりに

IPアドレスやサブネット、言葉だけだと混乱しがちですが、
「部屋に分けるゲーム」だと思えば、グッと実感が湧いてきます。

「192.168.1.0/24」は、256人入れる部屋だった。
そうやって覚えるだけでも、試験の選択肢で差がつくはずです✨


▶️ 次回:【#4】「ルーターとスイッチを“宅配と仕分け”で考えてみた」

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