Claude Code + Tmuxによる並列AIエージェントの環境構築
はじめに
Claude Code + Tmuxによる並列AIエージェントの環境構築手順を記載します。
私はtmuxに詳しくありませんがこの手順で実現できました。
tmuxに自身がない人も参考にしてください。
参考にした記事
環境
Windows
WSL + Ubuntuをインストール済
Docker Desktopをインストール済
手順
rootユーザーでUbuntuを起動
sudo adduser claudeuserでユーザーを作成。パスワードなどを設定。
sudo usermod -aG sudo claudeuserでclaudeuserにsudo権限を追加。
sudo usermod -aG docker claudeuserでclaudeuserにdocker権限を追加。
groups claudeuserで権限を確認。
su - claudeuserで作成したユーザーでログイン。
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeでClaude codeをインストール。
sudo apt install tmuxでWSL上にtmuxをインストール。
cd /mnt/c/Users/{ユーザー名}/Documents/github/{リポジトリ名}などで作業対象のディレクトリに移動。
tmux new -s claude-co \
\; split-window -h \
\; split-window -v \
\; select-pane -t 0 \
\; split-window -v \
\; select-pane -t 0 -T "PM" \
\; select-pane -t 1 -T "フロントエンドエンジニア" \
\; select-pane -t 2 -T "バックエンドエンジニア" \
\; select-pane -t 3 -T "フルスタックエンジニア" \
\; send-keys -t 0 'claude --dangerously-skip-permissions' Enter \
\; send-keys -t 1 'claude --dangerously-skip-permissions' Enter \
\; send-keys -t 2 'claude --dangerously-skip-permissions' Enter \
\; send-keys -t 3 'claude --dangerously-skip-permissions' Enter
で新しいtmuxセッションを起動して各ペインに名前を付ける。さらに各ペインでClaude Codeを--dangerously-skip-permissionsで起動。
ペイントはtumxにより分割されたターミナルのことであり、今回であれば4つペインが存在する。
この時点で下記のようになっていればOK。
vim ~/.tmux.conf
で下記を追記して保存。参考記事の設定をそのまま流用。必須ではないが下記を設定したほうが使いやすい。
# --- プレフィクスを Ctrl + ] に変更 ---
unbind C-b # 旧デフォルトを解除
set -g prefix C-] # 新しいプレフィクス
bind C-] send-prefix # Ctrl + ] 自身を送信キーとして使う
# --- 操作を快適にする最小設定 ---
set -g escape-time 0 # プレフィクス後の待ち時間をゼロに
set -g mouse on # マウスでペイン選択・リサイズ可（任意）
後はPM役(左上のペイン)に「claude-tmux.mdに沿ってシステム開発を実施してください」など指示を出せば、各ペインでClaude Codeが並列実行される。
claude-tmux.mdは下記のようなものを準備する必要があり。
下記も荒い部分が多いため精査中。
開発が完了したらtmux detachでセッションから抜けてターミナルが元にもどる。
tmux kill-session -t セッション名で不要セッションを削除。
またはtmux kill-serverで全てのセッションを削除。
tmuxでよく使いそうなコマンド集
tmux a -t セッション名で既存セッションを開始
tmux aで最後のセッションを開始
tmux lsでセッション一覧を確認
tmux detachでセッションから抜ける。
tmux kill-session -t セッション名で既存セッションを削除
tmux kill-serverで全セッション削除
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