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【Oracle】sqlplus / as sysdba にエイリアスを設定すると作業が楽になるという話
SYSユーザーになりたい場合、基本的には「sqlplus / as sysdba」を入力する必要があります。
毎回「sqlplus / as sysdba」と入力するのが面倒だな...と思っていたら、先輩社員がエイリアス(別名)を使って楽をしていました。
せっかくなので紹介します。
「sqlplus / as sysdba」のエイリアスを設定する流れ
1. エイリアスを設定
以下の構文でエイリアスを設定します。
今回は「sys」というエイリアスにします。これは各々お好きな文字で大丈夫です。
[oracle@Pen ~]$ alias sys='sqlplus / as sysdba'
▼ 記述後にcatで確認
[oracle@Pen ~]$ cat ~/.bashrc
# .bashrc
# Source global definitions
if [ -f /etc/bashrc ]; then
. /etc/bashrc
fi
# Uncomment the following line if you don't like systemctl's auto-paging feature:
# export SYSTEMD_PAGER=
# User specific aliases and functions
alias sys='sqlplus / as sysdba'
2. 設定を確認
以下の方法で、エイリアスが設定できたことを確認します。
[oracle@Pen ~]$ alias sys
alias sys='sqlplus / as sysdba'
3. エイリアスを試してみる
[oracle@Pen ~]$ sys
SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on 木 12月 7 17:29:39 2023
Version 19.3.0.0.0
Copyright (c) 1982, 2019, Oracle. All rights reserved.
Oracle Database 19c Enterprise Edition Release 19.0.0.0.0 - Production
Version 19.3.0.0.0
に接続されました。
SQL>
「sys」だけでログインすることが出来ました。これで楽にログインできます。
仕事は楽してなんぼですね。※あくまで社内環境での使用にとどめています
4. おまけ
4-1. 一時的にエイリアスの設定を解除したい
エイリアスの直前に「\」を入力します。
[oracle@Pen ~]$ \sys
bash: sys: command not found...
4-2. エイリアスの設定を削除したい
セッションレベルであればunalia
で解除できます。
今後も使用しないのであれば.bashrcファイルから、エイリアスの記述を削除します。
[oracle@Pen ~]$ unalias sys
[oracle@Pen ~]$ sys
bash: sys: command not found...
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