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【Oracle】sqlplus / as sysdba にエイリアスを設定すると作業が楽になるという話

2024/02/05に公開

SYSユーザーになりたい場合、基本的には「sqlplus / as sysdba」を入力する必要があります。

毎回「sqlplus / as sysdba」と入力するのが面倒だな...と思っていたら、先輩社員がエイリアス(別名)を使って楽をしていました。

せっかくなので紹介します。

「sqlplus / as sysdba」のエイリアスを設定する流れ

1. エイリアスを設定

以下の構文でエイリアスを設定します。

今回は「sys」というエイリアスにします。これは各々お好きな文字で大丈夫です。

[oracle@Pen ~]$ alias sys='sqlplus / as sysdba'

▼ 記述後にcatで確認

[oracle@Pen ~]$ cat ~/.bashrc
# .bashrc

# Source global definitions
if [ -f /etc/bashrc ]; then
        . /etc/bashrc
fi

# Uncomment the following line if you don't like systemctl's auto-paging feature:
# export SYSTEMD_PAGER=

# User specific aliases and functions
alias sys='sqlplus / as sysdba'

2. 設定を確認

以下の方法で、エイリアスが設定できたことを確認します。

[oracle@Pen ~]$ alias sys
alias sys='sqlplus / as sysdba'

3. エイリアスを試してみる

[oracle@Pen ~]$ sys

SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on 木 127 17:29:39 2023
Version 19.3.0.0.0

Copyright (c) 1982, 2019, Oracle.  All rights reserved.



Oracle Database 19c Enterprise Edition Release 19.0.0.0.0 - Production
Version 19.3.0.0.0
に接続されました。
SQL>

「sys」だけでログインすることが出来ました。これで楽にログインできます。
仕事は楽してなんぼですね。※あくまで社内環境での使用にとどめています

4. おまけ

4-1. 一時的にエイリアスの設定を解除したい

エイリアスの直前に「\」を入力します。

[oracle@Pen ~]$ \sys
bash: sys: command not found...

4-2. エイリアスの設定を削除したい

セッションレベルであればunaliaで解除できます。
今後も使用しないのであれば.bashrcファイルから、エイリアスの記述を削除します。

[oracle@Pen ~]$ unalias sys
[oracle@Pen ~]$ sys
bash: sys: command not found...

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