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Cursor&JetbrainユーザとしてClaude CodeをWebStormで1日使ってみた
はじめに
普段はCursorとJetBrainsを併用していたのですが、最近Claude Codeがリリースされて、JetBrains環境でも直接Claudeが使えるようになったと聞きました。「これならJetBrainsから離れなくてもいいかも」と思い、実際に1日使ってみることにしました。
私の環境
MacOS WebStormで新しいターミナル(bash)を使って、Claude CodeはSonnet 4モデルで設定しています。普段のリファクタリング作業、パフォーマンス改善、時間計算量の削減などに使ってみました。
実際に使ってみた体験
パフォーマンス改善での相談
O(n²)の処理をO(n)に改善したいケースでも、具体的なアルゴリズムの提案をもらえました。Cursorで使っているSonnet 4 thinking model maxと似たような回答の質で、期待していた通りでした。
良かった点
JetBrainsとの統合が思った以上に良い
- 普段使っているWebStormから離れることなく、Claudeに相談できる
- CursorとJetBrainsを頻繁に切り替える必要がなくなった
コーディング能力が高い
- CursorのSonnet 4 thinking model max(Opusは高すぎるので普段使わない)と同等のコーディングスキルを感じた
- 提案されるコードの質も期待通り
UIでのコード差分確認
- Cursorと似たような感じで、UIからコード差分を確認できる
- 視覚的に変更内容を把握しやすい
気になった点
差分の一部受け入れができない
- コード差分はUIで確認できるが、一部だけ受け入れることができない
- 全て受け入れるか、拒否してClaude Codeに修正を依頼するかの二択
- Curcor Indexingのような機能はないみたいで、codebase機能に懸念がある

改行ショートカットが不便
- 私の環境では改行がoption + returnになっていて、かなり不便でした
- これはJetBrainsの新しいターミナル(bash)特有の問題かもしれません
- update at 2025-07-29
- (Terminal engine をClassic にするとshift + return で改行できます!)

まとめ
1日使ってみた結果、思った以上に良い体験でした。
特にJetBrainsユーザーとしては、普段の開発環境を変えることなくClaudeを活用できるのは大きなメリットでした。
細かい改善点はあるものの、継続して使っていこうと思っています。JetBrainチームやClaude Codeチームからの今後のアップデートにも期待しています。
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