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はじめてJTUG総会に参加してみたんだ

2024/01/31に公開

はじめに

2024/01/30、東京銀座で開催された「Japan Tableau User Group 2023 総会 ~Beyond the 1st Decade~」に運良く参加できたので、その感想をここに書き記したいと思います。

イベントについて

概要

その名の通り Japan Tableau User Group(JTUG)が開催する全ユーザー会イベントです。

https://jtug.jp/event/20240130jtugsoukai/

https://techplay.jp/event/925822

JTUGは「日本初のTableauユーザーコミュニティ」として発足してから来年の1月30日で10周年を迎えます。これまでの10年間、JTUGはたくさんのユニークな企画やイベントを通して、日本全国のTableauユーザーの皆さんとつながり、学び、楽しむことで共に成長してまいりました。

記念すべきその日に、10年間の軌跡を振り返るとともに、これからのJTUG、まさに「Beyond the 1st Decade(これまでの10年間のその先)」を参加者の皆さまと一緒に体感できれば幸いです!

会場は、かつて多数のユーザー会イベントが開催された思い出の地、GINZA SIX

Tableauユーザー、Tableauに興味のある方、Tableauを愛する方、どなたでも楽しめるコンテンツをご用意してお待ちしております。

今回は記念すべきJTUG10周年であり、10周年の思い出が詰まった地・銀座での開催ということでした。

会場

会場は GINZA SIX 観世能楽堂でした。たいへんに厳かな空間でございました。(普段は能楽公演のための場所です。そらそうよ)
ほ、本当にここでTableauのイベントをやるのか...?

イベント本編

参加まで

実は、参加申し込みが全然間に合っておらず、当日午前中まで補欠状態、繰り上がりを待っていました。

https://x.com/__allllllllez__/status/1749810726309609754

参加可能な状態になったことを確認できたのは、当日12時すぎ。

ガッツポーズする私。しかしながら、まだ外に出られる格好をしていない私。GINZAへ急げ、私。

スポンサーセッションが開始したころ、ようやく会場に到着しました。
ここからは、特に印象的だった公演をピックアップしてお届けします。

JTUGスポンサーセッション

ユーザーコミュニティのススメ ~ 120%楽しむためのTRY ~

株式会社truestar 藤田さんによるお話。

コミュニティに飛び込むのは、最初こそ勇気が必要ですよね(私も人見知りなので、完全同意するところです)
私も、ミラーニューロンをどんどん活性化させて、コミュニティ活動(推し活)を進めていきたい!

愛とデータ〜泥臭い日々〜

ちゅらデータ株式会社 菱沼さん(ろあちゃん)・Mikaさんによる、データ分析のリアルなお仕事(?)についてのお話。

倍速であまりにもヤバいデータ事例が流れていく...思い出しても恐ろしい。

DATA Noodle World Tour!!! テーマ:外の世界とつながろう!

ライトニングトーク大会

EoE ~1年間で220回実施したTableau勉強会~

Empowerment On Everyday(EoE) nomuさん、izumiさんからの活動報告。

勉強は継続することが大事といいますが、このペースで勉強会を続けられるのは、本当にすごい事です...
朝6時からの会も盛況と伺って、それもまた驚きでした。健康的!

大学におけるTableauの利活用

Academic Ambassador 田尻慎太郎さんによる発表。

大学での Tableau 利用は私が想像していたより広がっていた...大学ユーザー会があることに驚き!

北陸大学でのTableau利用、本当に充実してますね!学生のころから、ここまで Tableau を触れて、さらに Tableau を通してユーザー会や企業など、学内とのつながりを作れる環境があるのは本当にうらやましい。

会いに行けるTableauアイドル(自称)~Tableauルノアールユーザ会1年の軌跡~

Tableauルノアールユーザー会 Tableau兄さん・わたるんさんによる活動報告。

写真には写っていませんが、うちわが光ってる?もしかしてこれってライブ会場…?
以前から名前だけは知っていたユーザー会、かなりファンキーな会ということを理解しました。

パネルディスカッション テーマ「 組織と自身に変革を生み出すコミュニティ活動の歩み〜JTUG10年の軌跡〜」

JTUG創立時のメンバーから、昨年から参加されている方まで、JTUG歴も様々な方々からお話を聞くパネルディスカッションでした。
Tableau コミュニティで得た経験を社内プログラムに活かすなど、コミュニティ活動を通じて実行できたさまざまな事例を聞くことができ、自分は何ができているだろうか、もっとできることがあるはずだなと考えさせられました。
また先ほど、DATA Noodle World Tour での田尻先生のLTでも「Tableau は学生ユーザー会があるのか!」と驚いでいたのですが、その学生ユーザー会の理事を務めている方がパネリストをされていて、また驚きました。社会人の多いコミュニティに飛び込んで行く行動力は凄い...!

データポップカルチャー:AIによるTableauの進化

Dataiku 佐藤さん・松島さんによる、データカルチャーとAIのお話でした。

Dataikuは個人的に推しているプロダクトというのもあり、松島さんによるデモに釘付けでした。
お題は「ディズニーランドの来園者レビューコメントを Dataiku で感情分析&Tableauで可視化する」というもの。
事前に作成されている部分もあってサクサク進むのですが、画面上で何が起こっているか、UIでわかりやすいのが Dataiku の良いところですね。

使用できるLLMも種類豊富。あっという間にポジネガ分析。

最後に、アンケートデータと感情分析データを Tableau で可視化。

ここまでノーコードでサクサク進んでいきました。うーんすごい。機械学習の力を誰でも使えてデータを活かせる環境を作るにあたって、Dataiku は強力ですね。

VizつくりまShow! 〜お題のVizを一番早く再現せよ〜

以前から、Twitter(現X)で見かけて、一度リアルタイム観戦してみたいと思っていたイベントです。これを見に来たといっても過言ではない。

さて最初のお題は...!

なるほど、実務的な画面ですね。お仕事でも似た感じの画面をよく見かけている気がします。
これを制限時間内に作る、ってことですよね。何分かな?

...10分で作るんですか!??!??!

「それでは...レディー・ゴー!!」

掛け声とともに、凄いスピードでVizを作っていく出場者のお二人。

目が足りない...!?(ライブでよくある現象)(テックイベントではまずない現象)

初めてのライブ体験、凄まじいスピードについていくだけでやっとでした。そうこうしているうちに、予選第一問が終了。
続いて第二問!

えっ... Tableau ってこういう表示、できるの...??????

なるほどわからん(私もわからんという顔)
これはかなりエグい問題だったようです。後で解答編を見なければ...

こちらは壇上の様子です。出題されたきむ兄さんいわく、作ったVizが思ったより早く解かれちゃうことがあるので難易度を調整した結果が、このメッシュだというお話をされていました...
...もしかして、普段から参加者が相当強いのでは??

そしていよいよ決勝戦。お題はこちら!!

  • 龍がいる(かわいい)
  • 体が左右に動いている...?
  • あっ、背景の雲も、太陽(10th)も、何かのチャートなんですね。なるほど??
  • 忘れてはいけないスポンサー様ロゴ

さすが決勝戦を戦うお二人、爆速です。ちょっと目を離すとパーツが出来上がっている...!

デッドヒートを制したのは...Shuntaさん!!優勝おめでとうございます!!!

熱い Tableau 超絶神速技巧頂上決戦でした。Tableau ってこういう表現もできるの...!?そしてこんなに爆速で作れるの...!??!?!
驚きばかりのVizつくりまShow初観戦でした。

そしてもう1つ驚いたのは、出場者以外に並走勢がいるらしい、ということ...みんなViz作るの好きすぎだよ...

スポンサーブース・SWAG

セッションの合間に、スポンサーブースをウロウロ。
個人的に一番ぐっと来たのは、truestarさんのパンフレット。思い当たるところがあるぞ...!

ウロウロした結果、箔押しスペシャルZEN問答本、ゲットしました!キラキラきれいですばらしいですね...

https://x.com/__allllllllez__/status/1752278137243861089

TUG Award授賞式~クロージング

いよいよJTUG総会も終わりに近づいてまいりました。

この規模のユーザーグループですし、かなりの方々が運営に携わっているのだろうなあ、とは思っていましたが、こんなにたくさんのサポーターがおられたとは...!楽しく参加させていただき、感謝しかありません。

JTUG Award を受賞された3名の方々、おめでとうございます🎉

そして最後に、CxO陣の卒業が発表されていました。

KTさんのJTUGへの想いがこもった卒業メッセージ、熱かったなあ...。

おわりに

tableau ユーザー全体のめちゃくちゃ大きな熱量を感じられるイベントでした。各個人やそれぞれのユーザー会がかなり活発に活動していて、積極的につながりを作っているのがよくわかりました。
また参加したい!次回はもっと早く申し込みしよう。

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