IFTTTを使ってもなふわすい〜とる〜むと呟いたらスプレッドシートに書き込んでもらう
概要
この記事はもなふわすい~とる~む Advent Calendar 2020の20日目GASを使ってたすけて!もなふわすい~とる~むを集計してみたの延長線として書いた記事です。
前回、TwitterAPIを使ってGASに書き込む記事を書いたのですが、推しである巻乃もなかさんがTwitterAPIの申請が通らないと嘆いていて、推しのためにやった技術を推しが使えなければ意味がないと思い、別案を考えました。
もなふわアドベントカレンダー12日目の助けて、もなふわすい~とる~む!って叫んだらツイートするようにしてみたで採用されていた「IFTTT」が気になったので、今回導入してみようと思い実践してみた結果、TwitterAPIを使わなくても実現できることがわかりましたので、手順をまとめて記事にしようと思います。
IFTTTとは
IFTTTはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)といい、TwitterやSlackなど各種サービスを組み合わせて自動で実行出来るサービスです。
これを使ってTwitterとGoogleAppScriptと組み合わせて達成するのが今回の目標です。
※補足
IFTTTは色々調べてると有料版に伴い、無料版では3つしかアプレット(各サービスを組み合わせたサービス)が作れなかったりして、他のサービスも検討しようかな?と思ったのですが、今回に至っては1つだけアプレットが作れればよかったのと月に何回でも実行できるのでIFTTTを採用しました。
手順
前回のアプローチは以下のとおりです。自分でやる部分が結構多かったので大変でした。
- その日(0時0分〜23時59分)の間に投稿された最大100件までのツイートをTwitterAPI経由で取得する
- 取得したツイートを解析し、ユーザー名やツイート内容をカテゴリごとにスプレッドシートの各セルに書き込むようにしてました。
今回はIFTTTにしたおかげで、自分でやらないといけない部分が減ったので以下のアプローチになりました。
- 誰かがもなふわすい〜とる〜むとツイートする
- ツイートした瞬間にIFTTTが実行し、ツイート内容をスプレッドシートに書き込んでもらう
実践
ここからはIFTTTにTwitterとGoogleSpreadSheetを連携させていきます。
IFTTTは何をしたら(if)、どうする(Then)という手順でサービスを連携させていきます。
今回の場合はこういう手順で繋げようと思います。
- 何をしたら=誰かがもなふわすい〜とる〜むと呟いたら
- どうする=GoogleSpreadSheetに記載する
新規ユーザー登録
- IFTTTのサイトにアクセスします。
- 「Get Started」を選択してログインをします。ユーザー登録してない場合、GoogleやAppleアカウントで紐付けが出来るのでユーザー登録できます。
- ログイン後、右上の三本線(ハンバーガーアイコン)を押したらメニューが開くので「Create」を選択します。
if
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まずは何をしたらを設定するために「if」の部分を選択します。
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検索でTwitterと検索します。
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誰かが特定の単語をつぶやかれたら自動で動いてほしいので「New Tweet from Search」を選択します。
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特定の単語を入力をします。今回は「もなふわすい〜とる〜む」とつぶやかれたら動いてほしいので「もなふわすい〜とる〜む」入力します。入力したら「Create Trigger」を押して次へ進みます。
then
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次はどうするかを設定します、「Then」を選択します。
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スプレッドシートに記載してほしいので「GoogleSheet」を選択します。
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ツイート内容をスプレッドシートの末尾に追加したいので、「Add row to spreadsheet」を選びます
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スプレッドシートに記載する設定を行います。デフォルトの状態でもぜんぜん大丈夫でしたが、使わない部分もあったので消して以下のようになりました。問題なければそのまま進みます。
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「Continue」を押します。
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アプレット名を入力し、「Finish」を押せば終了です。
これでもなふわすい~とる~むとツイートして追加されていたら成功です。
まとめ
IFTTTを使うことで、目的であったTwitterAPIの申請をすることなくやりたいことが実現できました。
3つまでは無料で作れますので、「もなふわすい~とる~む」以外にも「#4時やんけ」だったり、「巻乃もなか」専用のスプレッドシートを作ることもできてしまいます。
今回はGoogleSpreadシートでしたが、Slackなど他のサービスと連携することもできますので、色々と触ってみると楽しいと思いますので、活用して推しの布教に使ってみてください。
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