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Apple(App Store Connect)の米国納税フォームに申請する

だーら(Flamers / Memotia)だーら(Flamers / Memotia)

概要

  • 課金機能を内包したiOSアプリを提出する。
  • それにあたり、米国納税フォームを記述する必要がある。全体像が分からないので調査
だーら(Flamers / Memotia)だーら(Flamers / Memotia)

Apple公式ドキュメントより

  • https://developer.apple.com/jp/help/app-store-connect/provide-tax-information/tax-forms-overview/
  • Apple から支払いを受け取るには、銀行口座情報を入力し、納税フォームを提出する必要があります。

  • 米国の納税フォームは、すべてのデベロッパに必須です。その詳細はこちら
  • いずれのデベロッパも、有料 App 契約の要件を満たすためには、米国の納税フォームを提出する必要があります。

  • 米国外を拠点とする場合は、W-8BEN、W-8BEN-E、または W-8ECI が必要な場合があります。

    • 自分たちの場合はW-8BEN-Eが案内されている。
W-8BEN、W-8BEN-E、W-8ECIの違い(by ChatGPT)

  • 米国の納税フォームのセクションには、納税識別番号を入力するフィールドがあります。法人の場合は雇用者識別番号 (EIN) を入力してください。

    • 個人の場合は社会保障番号 (SSN) または個別の納税者番号 (ITIN) のいずれか

IRS(米国の内国歳入庁)公式サイトより

  • IRS(内国歳入庁)のオフィシャルなEINについての説明
  • 雇用者番号(EIN)は、連邦納税者番号(Federal Tax Identification Number)とも呼ばれ、事業体を識別するために使用されます。また、Form 1041, U.S. Income Tax Return for Estates and Trustsに申告が必要な所得がある遺産や信託にも使用されます。詳細は雇用者ID番号を参照。(DeepLで翻訳)

ここまででわかったこと

  • 代替フォームW-8BEN-EをApp Store Connect経由で申請する。
    • これは本来のW-8BEN-EフォームをApp Store Connectが代わりに作成してくれるものと理解。
  • その前段階として、EINを取得する必要がある。
だーら(Flamers / Memotia)だーら(Flamers / Memotia)

EINの取得

だーら(Flamers / Memotia)だーら(Flamers / Memotia)

EIN申請

SS-4のフォームを準備する

  • 一番手っ取り早いのが電話申請であるため、紙を埋めることは本来は必要がない。しかし電話が始まる前に項目を調べて埋めておいたほうがもちろんスムーズなので事前に埋めておく。
  • IRSのページより、Form SS-4のPDFを取得
  • フォームの記述に関する公式ガイド

電話して取得

  • IRSに直接電話をして取得
  • Skypeから国際電話を発信(米国を示す +1に続いて電話番号を入力し発信
  • クレジットは600円分購入しておけば足りそう
    • 自分の場合は繋がってから保留が1時間20分、通話が1時間ほどかかったが、消費した金額は430円ほどだった
  • 米国の営業時間に合わせて、日本に深夜に電話をかける。
    • 最初10分くらいは繋がらないので根気強くかける(途中、Skypeからスパム認定をされたが、1のキーを押すと解除可能だった)
    • 通話が繋がり、自動音声によって保留を案内される(15分~30分と言われて保留されたが、実際は1時間20分かかった)
    • 英語を話す担当者の応答が開始される。日本語の通訳を頼むと通訳を用意してくれる。
    • 会社名や住所などを一つ一つ丁寧に伝える。スペルなどは通訳の力も借りて伝える
  • 1時間ほどの電話の中で登録が完了し、EINの番号が伝えられる。98-から始まる番号
まったまった

参考になりました!
他ブログでも書きましたが自分の場合で少し違った点などを書かせていただきます!

Skypeは390円でアメリカと通話し放題のサブスクがあったのでそちらにしました
最初に「IRCのウェブサイトでも〜ができる」のようなことを行っていたので、今はもしかしたら米国以外からもWeb申し込みが可能になった可能性も?
自分は「福岡県福岡市中央区」なのですが、Chuo-ku は City に入るのかでオペレーターが混乱してました。文字数の関係で City に含めることになりました。またFukuoka の "ken" はいらないのか、などで計5回くらいスペルを「Uniformのu〜」みたいに言い直した
「それ通訳してもらわんでもわかる」ってのも通訳され2度手間の時間が多いため、YesとかNothingとかCorrectとか回答だけでも英語で返すと1ターン通訳が減るのでbetter
「消費税は必要か?」と聞かれたが「わからない」でOKだった
「A Corporation がなんたら、B Corporationがなんたら」と言っていたがよくわからず
Reason for Applying は15文字しか入らないらしく「To obtain withholding tax reductions.」で行こうとなった
やはり1時間くらいは通話にかかり、通訳者も同じようなスペルの確認が多いのでイライラまではいかずとも穏やかではない感じでした