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VRM1.0アバターのUnityプロジェクトへのインポート方法

2022/10/22に公開

はじめに

  • VRM1.0アバターを、Unityプロジェクトに導入する方法をまとめます。
  • VRM0.xから1.0へのアップグレードによる変更点は、公式ドキュメントにまとめられています。
  • 表情の変更はまた別記事でまとめます。

検証環境

  • Unity2021.3.7f1 (URP)
  • UniVRM v0.104.1
    • インポートするアセットは、UniVRM-(ver).unitypackageではなく、VRM-(ver).unitypackageとなります。
  • 使用したモデル: VRoid AvatarSample D
    • VRM0.xのモデルになります。Unityエディター上で1.0に変換します。

導入手順

1. UniVRM(VRM)のunitypackageのインポート
2. アバターごとにフォルダを作成する
3. アバターのVRMファイルを作成したフォルダにD&D
4. Migrate to VRM 1にチェックをつけてApply
5. Materialsタブを開き、Extract
- (URPの場合のみ、MaterialをURP用に変更できる。)
6. Vrmタブを開き、Extract

以下詳細を解説

4. Migrate to VRM 1にチェックをつけてApply

5. Materialsタブを開き、Extract

  • URPの場合は、Materialsタブを下にスクロールした以下の項目より変更することが可能
  • 上部のボタンより、Extract Materials and Textures
  • 実行後、親フォルダ内にMaterialsとTexturesのフォルダができるとともに、VRMファイルからMaterialとTextureが参照される

6. Vrmタブに切り替え、Extract

  • Vrmタブに切り替え、Extract Meta and Expressions
  • 実行後、親フォルダ内にAssetsフォルダができるとともに、VRMファイルからもExpressionが参照される

アバターの設定

  • VRMの設定(Meta, Expression, LookAt, FirstPerson)は_vrm_1.assetから行う

  • Expressionは旧BlendShape。以下のように複数項目に変更があります。
  • LookAtのOffsetFromHead、自分の場合はVRのカメラを置く位置として使っている
    • firstPersonBoneがなくなりHead固定になりました。キャリブレーション時のコードが少しシンプルになりますね。

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