WindowsでCapsLockをCtrlに入れ替える(Ctrl2Cap)
何番煎じか分からないような記事ですが、今日時点でどうだったかの記録の意味も込めて公開します。
タイトルは「入れ替える」としましたが、実際にはCtrlキーの機能はそのままで、CapsLockキーをCtrlにすることができました。
なお環境はWindows 11です。
TL;DR
PowerToysではダメで、Ctrl2Capで期待どおりの設定ができました。
PowerToysを試す
新しくて信用できそうなアプリとして、まずはPowerToysのKeyboard Managerを試しました。
これを使ってCapsLockを置き換えてみましたが、CapsLockをクリックすると、その後キーを離してもCtrlが押されたままのような挙動となり、思っていたような挙動とはなりませんでした。日本語IME使用時の不具合かもしれません[1]。
Ctrl2Capを試す
次に、同じくMicrosoftが提供しているCtrl2Cap v2.0を試しました。
公開日が2006年と、かなり年季の入ったツールのようですが、問題なく使うことができました。
なお、冒頭で述べたとおり、このツールは両キーを入れ替えるのではなく、CapsLockキーをCtrlに変更するツールです。つまり、CapsLockは存在しなくなります。
インストール方法は以下のとおりです。
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公式ページからCtrl2Capをダウンロードします
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Zipファイルを解凍します
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コマンドプロンプトを管理者として実行します
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解凍後のディレクトリで
ctrl2cap /install
を実行します。ライセンス同意画面が表示されるので、従います>ctrl2cap /install Ctrl2cap Installation Applet Copyright (C) 1999-2006 Mark Russinovich Sysinternals - www.sysinternals.com Ctrl2cap successfully installed. You must reboot for it to take effect.
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Windowsを再起動します
なお、アンインストールするにはctrl2cap /uninstall
と実行すれば良いようです。
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"入力キーボードが日本語IMEの場合、[CapsLock]キーが正しく認識されず「VK240(仮想キーコード)」となってしまい、他のキーに置き換えることができない" - Windows PC買ったらまずはこれ [CapsLock]キーの有効活用法:Tech TIPS - @IT ↩︎
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