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Managing Cloud Computing Costs with FinOps

2024/01/16に公開

IaC に取り組み始めて数ヶ月。

engineer が予想以上に適応していると思う。

嬉しい驚きだった。

Shift-left の重要性を再認識した。例えば、後になって IaC にするのは import の手間もある。

一方で、コストについて意識を高めすぎるのも危険。本質は価値の提供。繊細なコミュニケーションが必要。

改めて FinOps の主要構成要素について自分が出来ていることをまとめる。

tl;dr

FinOps のためのサービスは Google Cloud から提供されている。
Google の提唱する FinOps 主要構成要素の 50 ％くらいは着手できている。残りの 50 ％を進めるため、ステークホルダーとのコミュニケーション強化が必要。

No.	Key	Status
1	Accountability and enablement	`todo`
2	Measurement and realization	`in progress`
3	Cost optimization	`in progress`
4	Planning and forecasting	`todo`
5	Tools and accelerators	`in progress`

今後、利用状況を詳細に把握することが必要になると思う。現状 single tenant で dev stg prod を運用しているため、GKE の Cluster も増えている。

Item			Status
既存のコストの把握	label と tag 付け	Terraform の review 項目とする	`todo`

Infracost^[1] は traffic や schedule に依存する resource は HCL から算出できない。pricing calculator^[2] が必要。
構成図は Pluralith^[3] で運用できそう。draw.io は設計時に使い、設計が固まったら HCL -> Pluralith という形で進める。
Recommender API を使用した管理は未着手。project 横断的にデータを取得する仕組みを考えたい。
Terraform（HCL）への移行と導入は進められそう。一方で HCL を維持してく施策が必要。具体的には console での maintenance による差分の管理が問題になる。driftctl^[4] の運用を検討する。

Item			Status
Resource optimization	snapshot の rotation	Terraform の review 項目とする	`todo`
^	idle 状態の instance/node の停止	Recommender^[5] の活用	`todo`
^	over spec の database instance	Recommender^[5:1] の活用	`todo`
Pricing optimization	構成変更によるコストへの影響の管理	Infracost^[1:1]	`in progress`
^	推奨事項の適用	Recommendation Hub^[6]	`todo`
^	確定利用割引の適用		`in progress`
Architecture optimization	視覚的な設計の管理	Pluralith^[3:1]	`in progress`

Item			Status
Deploying Google Cloud cost-management tools to analyze real-time billing and cost data	Export Cloud Billing data to BigQuery^[7]		`done`
Developing a reporting dashboard to manage cloud spend and value tracking	組織・project 毎に集計された Billing data の Connected Sheets^[8] の提供	経理部門との連携	`done`
Implementing automation scripts to set account guardrails and budget alerts	Budget alerts^[9]		`done`

これを書いているのは Aya^[10] に苦戦しているから。

「パフォーマンス計測の実装でも」と軽い気持ちで始めたが、、eBPF と Rust は動かすのさえも一苦労。

eBPF が形になったら文字おこししたい。