AI Agentより自分で書いた方が速いと思う方へのメリット説明
僕もそうでしたが自分でがっつり手を動かす系のエンジニアとしては「AI 使った開発なんて待ち時間多いから遅くてやってらんないし自分でやった方が速い」と思いがちですよね。
でも僕も現在はほぼ全て AI エージェント任せで開発するようになりました。おそらく開発速度も落ちていませんし、最近はむしろちょっとでも手書きで進めるのが面倒だなと思うようになりました。
なぜ AI エージェントをメインで使って開発するメリットがあるのか分かる範囲で説明してみます(今回は AI エージェントの話ですので、AI のインライン補完の話などは含みません)
開発スタイル
基本的には本来自分で書いていくところを自分で書かず、AI に依頼してやっていく並走スタイルです。
完全に放置して自分が休んでいる間に全部きっちり完成させてくれる、というのは夢物語で、AI には大きい作業を一気に任せることは難しいです。
よく Twitter などでバズっているような、簡単にゲームを作ってくれた! みたいなネタや、モックを作るにはそれでも良いかもしれませんが、既存のプロジェクトで AI 開発を進めていくようなキッチリした開発ではそのようなやり方では恩恵を得られないどころか何度も大きな差し戻しが発生して無駄に時間を食うだけになります。
基本的には細かい単位で指示を行い、自分で問題ないことを徐々に確認しながら開発を進めていくスタイルが望ましいです。
メリット
関連する箇所の修正を自走してくれる
大きなプロジェクトになるほど、あるちょっとした修正を行っただけでも他に影響が出たり、型が崩れていろんなファイルでエラーが出はじめたりします。それに連動していくつかのテストが壊れることもあります。
手動でやる場合はテストの結果やエディタ上のエラーなども見て、それを追っていって全部手作業で修正していく流れとなりますので、抜けがあったりすると動作確認したあとでまた調整したりなどして結構だるいです。
AI エージェントを使うとこの作業が簡単な指示で全て済むようになります。
あらかじめ関連箇所の修正やテストが通るまで調整する旨を指示しておくことで、このあたり全部まとめてやってくれます。ここが肝となり、自分で書くのと AI に任せるのとの時間の差が出にくくなっていると感じています。
関連箇所をなおすのはけっこう面倒だったんだなと思い知らされました。型は場合によっては多くのファイルに影響して修正が必要になりますし、テストなどは修正して動作確認すること自体が面倒ですし、新たなパターンが必要になる場合などに考えながらコピペしてきて調整するのも地味に時間がかかる場合もあります。
待ち時間を有効活用
仕事であれば会議やレビュー依頼、仕様を確認したりすることなどに待ち時間を使うこともできます。個人プロダクトであれば子どもの面倒を見たり家事をやったりすることに待ち時間を使うこともできます。
そのように待ち時間を有効活用する方法を自分で見つけることで効率が上がります。
まとめ
色々書こうと思ったけど思いつかなかったので終わり
あとは途中で手動で直すと AI が自分でいじったコードの記憶を持っており、勝手に元通りに直してしまったりするので AI に記憶を持たせるために結局指示しないといけないというパターンもありそのあたり考えるのがめんどくさかったりもするため
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