PWAについて調べる
ざっくりPWAとは
一見ネイティブっぽいけど実はweb技術で作られているやつ
オフラインで動作、開発工数削減、検索性が高い、プッシュ通知などのメリットがある
ざっくり調べていったところ、開発コストに関する優位性はありそう。webを作る感覚でネイティブアプリを作るので。
ただ、ネイティブアプリに置き換わる技術ではない?かと思った
それではどのような場合に使われるのか?導入している企業を調べていき、そこから使い所を紐解いていく
PWAの導入企業とその狙い
- スターバックス
StarbucksはPWAへの移行後、1日あたり(1か月あたり)のアクティブユーザー数が2倍になったそうです。GoogleはGoogle I/O ‘18のテクニカルセッションにおいて、モバイルユーザーからの受注を20%増やすことができたと述べています。
https://www.outsystems.com/ja-jp/glossary/what-is-progressive-web-app-pwa/
https://www.youtube.com/watch?v=GAkkKjds00o&t=5193s
ここから考えられるのはインストールの簡易性(ステップの少なさの面とデータ量の面)により導入率が上がる(下記のインストール方法が知られていない課題は存在する)
webの技術を使っており、シームレスな体験を提供するためwebから流入したユーザーの維持率が向上
Uber
新しい市場に拡大するにつれて、そのUber WebはPWAとしてゼロから再構築され、ネイティブモバイルアプリに匹敵する予約体験を提供
https://miichisoft.com/2023-12-pwa-progressive-web-apps-examples/#h-pwaアプリの導入事例-その4-uber
Facebook targets emerging markets with the launch of Instagram Lite, an Android app that takes up just 2MB, in 170 countries
https://techcrunch.com/2021/03/10/facebook-targets-emerging-markets-with-instagram-lite-a-new-android-app-that-takes-up-just-2mb-in-170-countries/
(bloksというフレームワークに置き換えられたとの情報あり)
データ量が少なくネットワークが遅い地域でも導入できるような狙いがあるよう
UberとInstagramの例から考えられるのは「ネイティブアプリに匹敵する」ことが重要ではなく、ネットワークが弱い新興国でも「データ量が少なくインストールしやすいPWAを提供する」ということが重要かと思う
この部分はネイティブより優位な部分かという印象
PWAのメリット
上述で導入企業を見てきたところ下記3点のメリットがありそう
1 開発コストの削減
web開発できることによる迅速なリリースと複数プラットフォームのカバーできるという開発コストの優位性
2 導入率の向上
リンクシェアやwebのため検索可能性などによる流入の強みから新たなユーザー獲得(導入率の向上)の可能性
3 維持率の向上
webアプリ、PWAはシームレスな体験を提供できるため維持率向上の可能性
PWAの使い所
上述した3点のメリットを利用した使い方はできるかもという印象
例えば、
- ネットが遅い新興国での展開
- MVP的な使い方
- webでの利用が主なサービスのUX向上
など
インストールまでの動線問題
調べていく中でPWAの「インストール」の動線の問題が度々挙げられていた
PWAをインストールする方法をユーザーが知らないがためにそもそも「PWAを使う」というスタートラインにつけない
この部分はApple storeにリリースする方法はあるので、それによってカバーはできる?のかなとは思いましたがどうなのか。。
まとめ
導入企業の事例を見ていく中でPWAの使い道や強みがある程度理解できた
PWAに最適な機会があれば使っていきたい
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