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VSCodeとdevcontainerでPythonの開発環境を作る
pyenvなんていらなかった
下記リポジトリに最低限のファイルをまとめてみましたので、ご活用いただければ幸いです。
リポジトリをcloneし、VSCodeでReopen in Container
するだけで、Pythonが開発可能なdevcontainerが起動します。
以下、蛇足ですが説明です。
前提
VSCodeや拡張機能のインストール、Dockerの導入などは済んでいることが前提となります。VSCode Remoteの導入については下記の公式記事などを適宜ご覧ください。
中身
compose.yml
compose.yml
services:
app:
build: .
volumes:
- ../:/app:cached
command: sleep infinity
devcontainer.json
devcontainer.json
{
"name": "python remote development",
"dockerFile": "Dockerfile",
// ここで指定した拡張機能はcontainer内で実行するVSCodeでインストールされます。
// build時に他の拡張機能をインストールしておきたい場合は、
// その拡張機能のIdentifierをここに追記してください。
"extensions": [
"ms-python.python"
]
}
Dockerfile
Dockerfile
# imageは使いたいバージョン、ディストリビューションなどに変更することができます。
FROM python:3.12-rc-buster
WORKDIR /app
COPY ./requirements.txt /app
# 事前にインストールしておきたいライブラリがある場合はrequirements.txtに記述しておくと、build時にインストールします。
RUN pip install -r requirements.txt
ご注意
tkinter等を用いたGUI開発を行う場合はホストOSによってやり方も異なり、けっこうハードルが上がります。ここでは詳細は割愛し、参考記事のご紹介のみにとどめます。
まとめ
Pythonの開発でライブラリを揃えるなど環境を共有したいとき、requirements.txtをシェアしたりpipenvを用いる方法もありますが、devcontainerならこれらのファイルを共有すれば、あとはVSCodeとDockerがよしなに環境を作ってくれます。便利ですね!
ではまた!
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