Lambda@Edgeの同時実行数のカウントと予約済み同時実行数が適用されるリージョンについて
Lambda@Edgeの同時実行数のカウントと予約済み同時実行数が適用されるリージョンについて、ドキュメント読んでも分からなかったので AWS サポートに聞いてみた。
Lambda@Edgeの同時実行数のカウント
■お問い合わせ内容
Lambda@Edgeの同時実行数に関するクオータについてお尋ねしたいことがあります。
Lambda@Edgeで使用するLambda関数はus-east-1リージョンにデプロイする必要があり、同時実行数のクオータは通常のAWS Lambdaと同じく、同一リージョン内で1000となっていると理解しています。
この前提に基づいて、Lambda@Edgeの「リージョン」とは具体的にどのリージョンを指すのかについてご教示いただきたいです。例えば、同時実行数のクオータに関する「リージョン」はus-east-1を指すのか、それとも実際にエッジサーバーが属する各地域を指すのでしょうか?■回答
Lambda@Edge の同時実行数は CloudFront の振り分けを経て実際に関数が実行された各エッジロケーションのリージョンごとに適用されます。
そのため後者のご認識が正しいものとご認識いただけますと幸いでございます。
同時実行数は Lambda@Edge の Lambda を作成したバージニア北部(us-east-1)リージョンではなく、実行されたエッジロケーションのリージョンでカウントされるとのこと。
Lambda@Edgeの予約済み同時実行数が適用されるリージョン
■お問い合わせ内容
Lambda@Edge の同時実行数は CloudFront の振り分けを経て実際に関数が実行された各エッジロケーションのリージョンごとに適用されます。
上記の前提でもう一つ質問させてください。
Lambda@Edge に予約済み同時実行数を設定した場合、どのリージョンに対して設定されるのですか?
例えば 100 という同時実行数を Lambda@Edge の Lambda に設定した場合、これは全てのエッジロケーションに適用されるのでしょうか?■回答
全てのリージョンに適用されるものとご認識いただけますと幸いでございます。
例に則りますと、全てのエッジロケーションに適用されるご認識が正しいものと存じます。
Lambda@Edge の Lambda で予約済み同時実行数を設定した場合、全てのリージョンに予約枠が適用されるとのこと。