Jules まとめ
Julesとは?
"Jules is an experimental coding agent that helps you fix bugs, add documentation, and build new features. It integrates with GitHub, understands your codebase, and works asynchronously — so you can move on while it handles the task."
Julesは、非同期で動作する自律型のコーディングエージェントです。
GitHubと連携し、あなたのリポジトリをクローンして、仮想マシン上でコードの修正や機能追加を自動的に行います。
コーディングアシスタントにはほかにもDevin, Codex, Copilot, Gemini Coding Assistantなどがありますが、JulesはDevinなどと同じ類のものになります。
Julesでできること
- バグ修正
- 新機能の実装
- テストコードの作成
- 依存関係のアップデート
- 変更内容の音声要約
とくに音声で変更履歴を確認できる機能はユニークで、"ながら聞き"でコード変更を把握できるのは魅力です。
✨ Gemini Code Assistとは?
Gemini Code Assistは、エディタ上でリアルタイムにコード作成を支援してくれるアシスタントです。
Google Cloudと統合されており、VS CodeやJetBrains系IDEなどにプラグインとして導入可能。
Gemini Code Assistでできること
- コード補完・生成
- テストやドキュメントの自動生成
- チャットによる質問対応
- コードレビューの改善提案
Geminiは、あなたが書いているその場のコードに対して、即座に助けてくれる「ペアプロ型AI」です。
🔎 JulesとGeminiの違いまとめ
項目 | Jules | Gemini Code Assist |
---|---|---|
主な役割 | 自律型コーディングエージェント | IDE内リアルタイムアシスタント |
作業スタイル | 非同期(バックグラウンドで自動実行) | 同期(その場で即時反映) |
運用スコープ | リポジトリ全体(クラウドVM上で処理) | ローカルIDEでの開発補助 |
実行環境 | Google側が提供する仮想マシン | ユーザーのPC(IDE)内で実行 |
GitHub連携 | あり(IssueからPR生成) | なし(主にエディタベースの支援) |
利用モデル | Gemini 2.5 Pro | Gemini 2.0 / 2.5 |
プライバシー | 隔離環境で学習には使われない | 顧客コードはモデル学習に使用されないポリシー |
🔹 たとえるなら
ツール名 | たとえ |
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Jules | チームで働く "開発タスクを任せられる同僚" |
Gemini Code Assist | IDEに常駐してくれる "頼れるアドバイザー" |
📆 まとめ
-
Julesはリポジトリを丸ごと任せられる非同期のエージェント型。
└─ 開発を手放しても、あとでPRとして成果を受け取れるので、別作業と並行できるのが強み。 -
Gemini Code Assistは手元でコードを書きながら助けてくれるリアルタイム型の補助AI。
└─ すぐその場で助けてほしいときや、コーディングの「相棒」として心強い存在。
Julesの使い方
Julesで行うこととしては以下のような流れになります。
- GitHubと連携する。
- 自分の管理しているGitHubリポジトリを指定してプロンプトを送る。
- Julesがリポジトリを仮想実行環境にクローンする。
- Julesがプロンプトを元にタスクを洗い出してくれる。
// 編集中