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Jotai v1.5.0をリリース、Redux DevToolsを活用するフックを追加、React 18向け実験的機能も追加
変更点は3つです。
- Deprecatedとなっていた型の削除
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useAtomsDevtools
の追加 - React 18に向けた実験的機能の追加
Deprecatedとなっていた型の削除
既に以前のバージョンで@deprecated
としていた型を削除しました。賛否両論あるかとは思いますが、型の修正はマイグレーションパスを用意しつつマイナーアップデートで行うことにしています。今回、atomFamilyの型は@deprecated
がうまく行っていなかったこともあるようなので、削除してしまうことで不具合が解消されるかもしれません。
useAtomsDevtools
の追加
今回のアップデートでは目玉の機能です。これまでuseAtomDevtools
というフックは存在していて、一つのatomをRedux DevToolsでモニタすることができたのですが、今回新しく導入されたuseAtomsDevtools
(sが増えています)は全てのatomをモニタすることができます。Provider配下で一度だけ使えば、全てのatomをRedux DevToolsを見ることができます。あまりに多いと不便かもしれませんが。
React 18に向けた実験的機能の追加
これは一般向けではなく、技術実証的な意味合いのものですが、React 18で入るconcurrent renderingでの挙動を意識した修正を入れたものです。ただし、atom.writeで副作用を許さないなど制限があるため今後どうなるかわかりません。現状では推奨されない使い方をしているため、レンダリング時のワーニングも出ます。React 18 Working Groupでコメントしたので検討が進むことを期待します。
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