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nodenvでnode.jsのバージョン管理を楽にする

2024/03/05に公開

最近node.jsのバージョン管理ツール「nodenv」を使い始めて、個人的に使いやすかったため簡単に紹介しようと思います。

※nodenvとは:node.jsのバージョン管理ツール
PJごとに任意のバージョンを使い分けないといけない場合に、ローカル環境で使用するnode.jsのバージョンを簡単に切り替えることができる

nodeenvの準備

homebrew経由でnodenvをインストールし、使用できるようにセットアップしていきます

// install
$ brew install nodenv

// `~/.bash_profile` なり `~/.zshrc` に以下追記
# nodenv
[[ -d ~/.nodenv ]] && \ export PATH=${HOME}/.nodenv/bin:${PATH} && \ eval "$(nodenv init -)"

// 設定反映
$ source ~/.bash_profile // zshの場合 $ source ~/.zshrc

これでnodenvのセットアップが完了したので、nodenvのパスが通っていることを確認します

// nodenvのバージョンが変えてきたらOK
$ nodenv -c

任意のバージョンのnode.jsのインストール

nodenvのでnode.jsのバージョン管理をする準備ができたので、さっそく任意のバージョンのnode.jsをインストールしていきます。

// インストール可能なバージョンの確認
$ nodenv install -l

// もしここでインストールしたいバージョンが表示されなかった場合、アップデートすることでインストールできるようになることがあります
$ brew upgrade nodenv node-build

// バージョンを指定してnode.jsをインストール
$ nodenv install xx.xx.x

// rehash(nodenvではrehashを行う必要があります)
$ nodenv rehash

// インストールしたバージョンをグローバルで使用するように設定
$ nodenv global xx.xx.x

// ローカルで使用するように設定する場合
$ nodenv local xx.xx.x

これで、任意のバージョンのnode.jsを使用するように設定することができました。
実際に使えるの確認してみましょう。

// nodenvで指定した任意のバージョンが有効になっているか確認
$ nodenv versions
  20.10.1
  18.10.2
  ...
* xx.xx.x // *がついているバージョンが有効になっているバージョン

// nodeでも確認すると、設定したバージョンが返ってくるはず
$ node -v
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