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Macbookのセットアップがスムーズに進んだので、やったことを共有します

2022/08/08に公開

M2搭載MacBook Airを買いました🎉🎉🎉
セットアップがいい感じに進んだので、記録しておこうと思います。

ハイライト

「これがあって助かった〜」ってツールがいくつかあるので、紹介します。

Brewfile

Brewfileという名前のファイルに、以下のようにアプリ名を列挙し、ターミナルで$ brew bundleコマンドを叩くと、記述したアプリを一括インストールできます。

Brewfile
cask_args appdir: "/Applications"

tap 'heroku/brew'
brew 'heroku'
brew 'mackup'
brew 'mas'
brew 'nodenv'
brew 'peco'
brew 'rbenv'
brew 'ruby-build'

cask 'biscuit'
cask 'docker'
cask 'tableplus'
cask 'transmit'
cask 'visual-studio-code'

mas 'LINE', id: 539883307

$ brew bundleコマンドは、Homebrewが入っていれば使えます。

詳しくは以下の記事をご参照ください。
https://qiita.com/d0ne1s/items/90974ad472c2d891e784

Mackup

各種アプリの設定ファイルの移行をいい感じにやってくれるツールです。
ぼくの場合、dotfile系(.zshrc.gitconfigなど)をMackupで管理しています。

詳しくは以下の記事をご参照ください。
https://qiita.com/d0ne1s/items/8dec6a8f614802d310a2

~/Dropbox/Mackup/.mackup.cfg
[storage]
engine = dropbox
directory = Mackup

[applications_to_sync]
bash
git
vim
zsh
prezto-personal
~/Dropbox/Mackup/.mackup/prezto-personal.cfg
[application]
name = prezto-personal

[configuration_files]
.zpreztorc
.zprezto

Dropbox

Brewfileと、Mackup関連のファイル群をDropboxで管理しています。

個人的に開発しているアプリとかも、丸ごとDropboxに入れちゃってます。
その場合node_moduleとかまで同期すると(ファイル数が多すぎて)大変なことになるので、以下のようなコマンドで、同期の対象から外すようにしてます。

$ xattr -w com.dropbox.ignored 1 /Users/myname/Dropbox/myapp/node_modules

具体的な手順

以下、やったことを羅列します。
忘備録を兼ねているので、みなさんの役に立つかはわかりません。気になる方だけ読んでください。

古いPCで、必要なファイルをDropboxに保存

  • finderを眺めて、消えたら困るファイルがあればDropboxに移動
  • 各種アプリのエクスポート機能で、設定等をエクスポート
    • Biscuit、TablePlus、Transmit

以下、すべて新しいPCでの作業


システム環境設定

  • 「トラックパッド」>「ポイントとクリック」>「タップでクリック」
  • 「トラックパッド」>「ポイントとクリック」>「軌跡の速さ」
  • 「アクセシビリティ」>「ポインタコントロール」>「マウスとトラックパッド」>「トラックパッドオプション」>「ドラッグを有効にする」>「3本指のドラッグ」
  • 「キーボード」>「キーのリピート」と「リピート入力認識までの時間」を一番右側へ
  • 「キーボード」>「環境光が暗い場合にキーボードの輝度を調整」をオフ
  • 「ディスプレイ」>「Night Shift」
  • 「Mission Control」>「最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並べ替える」をOFF
  • 「Spotlight」>「キーボードショートカット」> Spotlight検索のショートカットキーを無効化
  • 「Touch ID」> 指紋を追加

Bitwardenをインストール

AppStoreを開いて、パスワードマネージャーのBitwardenをインストール→ログインする。
https://apps.apple.com/us/app/bitwarden-password-manager/id1137397744

Google Chromeをインスール

Safariを開いて、Google Chromeを手動でインストール。
https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/

起動→ログインして、今まで使ってたブックマークや拡張機能を使えるようにする。

キーボードをカスタマイズ

Karabiner-Elementsをインストール

https://karabiner-elements.pqrs.org/
インストール後「Karabiner-Elements」を起動。各種許可が求められるので対応。
「システム環境設定」>「キーボード」>「修飾キー」より、優先するキーボードと修飾キーを設定する。

入力切り替え(日⇄英)の設定

(US配列のキーボードを使っているので)左のcommandキーで英字、右のcommandキーで日本語入力に切替えられるようにする。



その他キーを自分好みにカスタマイズ

Raycastをインストール

https://www.raycast.com/

  • General > Raycast Hotkey > 「Ctrl + L」
  • General > Window Mode > 「Compact」
  • Advanced > Auto-switch Input Source > 「ABC」
  • Advanced > Pop to Root Search > 「Immediately」
  • Advanced > Show Raycast on > 「Primary screen」
  • Extensions > 不要な拡張機能のEnabledのチェックを外す
    • Difine Word, My Schedule, Raycast for Teamsなど
  • Extensions > 必要な拡張機能をインストールする
    • Brewなど
  • Extensions > よく使うアプリにエイリアスをつける
    • メモ帳、chrome、ターミナル、システム環境設定など

Dropboxをインストール

https://www.dropbox.com/ja/

  • BrewfileBrewfile.lock.jsonMackupのオフラインアクセスを許可する

Finderの設定

  • 「環境設定」>「一般」>「Finder新規ウィンドウで次を表示」
  • 「環境設定」>「詳細」>「すべてのファイルの拡張子を表示」
  • 「環境設定」>「サイドバー」
    • Dropbox、ダウンロード、ホームディレクトリ、スクリーンショット、iCloud Drive、ハードディスクあたりを表示
  • 主要なディレクトリを開き「カラム」表示で「追加日」順にファイルを並べるように設定

Homebrewをインストール

https://brew.sh/index_ja

にアクセスして、インストール用のコマンドをコピー→ターミナルで実行

Brewfileでその他アプリを一括インストール

$ cd ~/Dropbox
$ brew bundle

Mackupで設定を復元

$ mackup restore

CleanShotを有効化

CleanShot License Managerにアクセスし、既存のライセンスを割り当てて(or新たなライセンスを購入して)dmgファイルをダウンロード→インストール→初期設定する。
https://licenses.cleanshot.com/

  • Preference > General > Startup >「Start at login」
  • Preference > General > Export location > スクリーンショットを保存したいフォルダを設定

Dockを整理

  • 不要なアプリを削除
  • 必要なアプリを追加
  • 「Dock環境設定」>アイコンのサイズを小さめに
  • 「Dock環境設定」>「Dockを自動的に表示/非表示」

ターミナルのカラーテーマをiceburgに変更

以下にアクセスし「Iceberg for macOS」よりダウンロード。
http://cocopon.github.io/iceberg.vim/
ファイルを開くとIceburgが適用されているので、環境設定よりこの色をデフォルトに設定する。

デフォルトのアプリを設定

html, css, js, html.erb, csv, txt等を開くデフォルトのアプリをVSCodeに設定します。

$ touch hoge.html hoge.css hoge.js hoge.html.erb hoge.csv hoge.txt

「Finder」>「ファイルを右クリック」>「情報をみる」>「このアプリケーションで開く」>「全てを変更」

各種アプリの動作確認 & 設定ファイルのインポート

Biscuit

エクスポートしておいた設定ファイルをインポート
各種アプリにログイン

Docker

システムの許可とかもろもろ。
PC起動時にアプリを立ち上げるように設定。
M2でも使えるようにオプションにチェックを入れる。

TablePlus

エクスポートしておいた、接続情報のファイルをインポート

Transmit

エクスポートしておいた設定ファイルをインポート
「お気に入り」>「読み込み」>「Transmit」
パスワードは引き継がれないのでメモから復元

VSCode

適当に動作確認

よく使うサイトにログイン

  • Amazon
  • GitHub
  • note
  • Pocket
  • Qiita
  • Slack
  • Zenn
  • Twitter
  • はてな

Node.jsとRubyをインストール

Node.js
$ nodenv install --list # インストールできるバージョンを確認
$ nodenv install 18.7.0 # 最新バージョンをインストール
$ nodenv rehash
$ nodenv global 18.7.0 # インストールしたバージョンをデフォルトに設定
$ nodenv versions # 利用できるバージョン一覧
Ruby
$ rbenv install --list # インストールできるバージョンを確認
$ rbenv install 3.1.2 # 最新バージョンをインストール
$ rbenv versions
$ rbenv global 3.1.2 # インストールしたバージョンをデフォルトに設定
$ exec $SHELL -l
$ ruby -v

開発してるアプリの開発環境を構築

アプリによりけり。全部Dockerなので、特筆することはなし。

おわりに

シェルスクリプトとかを書けば、まだまだ自動化できる余地はたくさんありそうですが、個人的には今回くらいがちょうど良い気がしています。

年に何度もセットアップするわけじゃないので、1~2年経てばOSも、よく使うアプリも変わっていたりするので、ツールや設定の見直しも兼ねて、しばらくは今の半手動スタイルでやっていこうと思います。

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