フローチャートの作り方
はじめに
選考内容にフローチャートの作成があったので、復習しました!
忘れていることが多かったので思い出すついでにまとめます。
フローチャートを書く目的
フローチャート(flowchart)とは、プログラムの流れを設計するための図解術で別名「流れ図」とも呼ばれています。
そんなフローチャートを書く目的が3つあります。
- プログラム構造の整理
- プログラミング速度を上げるため(効率化)
- プログラム品質の向上
このようにフローチャートを活用することで作業工程をイメージしやすくし、効率や品質を向上させつことができます。
フローチャートの基本ルール(記号)
フローチャートは決められた記号を組合せて書きます。
この記号は難しいものではないので、暗記するのが良いです。
フローチャートの基本の型
フローチャートは、よく使われる「基本の型」があります。
フローチャートの作成工数を削減するには、この「型」を憶えることが第一歩です。
順次構造
順次構造とは、処理する順番に記述されているプログラム構造のことです。
単純に、上から下に処理が流れていくシンプルな構造をしています。
分岐構造
分岐構造とは、条件によって処理内容が分かれるプログラム構造のことです。
分岐条件は、ひし形の記号を使って表現します。
プログラミングで言う、「switch・case文」や「if・else文」などを表現する際に使います。
switch・case文
switch・case文を表現する際は、下図のように条件分岐記号の中にswitch条件(式や変数)を書きます。そして、caseの分岐を作ります。どのケースにも一致しなかった時の処理(下図では処理4)も忘れず書きましょう。
if・else文
if・else文を表現する際は、下図のように条件分岐と処理の記号を組合わせるだけで書くことができます。どの条件にも一致しなかった時の処理(下図では処理4)を忘れないようにして下さい。
反復構造(ループ)
反復構造とは、条件を満たしている間、または条件を満たすまで処理を繰り返すプログラム構造の事です。プログラミングで言う、「for文」や「while文」、「do while文」などを表現する際に使います。下図のように、「条件分岐記号」「ループ記号」どちらでも表現することができます。
FizzBuzzのフローチャート
FizzBuzzのフローチャートを練習で作成しました。
参考にさせていただいた記事
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