JavaとPHPの違いや活用
はじめに
アプリケーション開発やWeb開発をおこなっている企業で使用している割合が特に高いこの二つの言語ですが、どう活用されているか知っておく必要があるのでまとめておきます。
PHPの特徴
PHPは「Web上のやりとりを便利にする」という目的で作られており、動的なWebページ
を作成できるのが特徴です。
ここでいう動的なWebページはブログやショッピングサイトのようにアクセスした際の状況に応じて異なる内容が表示されるページのことです。
ざっと特徴をまとめるとこんな感じです。
- おもにWeb系で使用される
- HTMLとともに記述可能
- フレームワークが充実している
- 適当に書いても動いてしまう
また、他の言語と比べて使用するフレームワークが多くあり、代表的なものでも以下の6つが挙げられます。
- Laravel
- CakePHP
- Phalcon
- FuelPHP
- Symfony
- CodeIgniter
この中でLaravel
はPHPフレームワークのなかでも人気の高く、WordPressなどの大手サービスでも利用されています。
また、記述量が少なく簡単なため学習コストが低く、誰でも使いやすいフレームワークとなっています。
Javaの特徴
Javaは、C言語やC++をもとにして作られたプログラミング言語の一つです。
現在は比較的大規模な開発に用いられることが多く、個人で使用する言語というよりは、おもにSI業界で使用されている言語となっています。
また、WindowsやMac、Linuxといった様々なOSで動作するなどライブラリーが豊富で拡張性が高いため、Webアプリケーションのみならず組み込みソフトなど多くの形態で開発できます。
特徴は以下になります。
- 大規模開発に使用される
- ライブラリーが豊富で拡張性が高い
- 実行速度が速い
作れるものの違い
PHPの場合
PHPはWebに特化している言語のため、WebサービスやWebアプリの開発に使われます。
比較的軽量で容易に導入できることから小中規模のサービスに使用され、開発期間は月単位と短い傾向にあるのが特徴です。
PHPで作成されている代表的なサービスは下記のようになります。
- Wikipedia
- ぐるなび
- ココナラ
- Slack
- WordPress
- Yahoo
Javaの場合
Javaは、汎用性の高さからITサービス全般をカバーでき、アプリ系のみならずロボットやIoT、AIなど幅広いジャンルで利用されます。
PHPと比べて大規模開発に使用されるため、開発期間は年単位と長めになるのが特徴です。
- ATM
- Androidのアプリ
- ブルーレイ
- クレジットカード
- Gmail
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