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Lem Advent Calendar 2023 - frame-multiplexerの紹介
これは Lem Advent Calendar の記事です。
Lemにはフレーム多重化機能のためのframe-multiplexerというextensionがあり、デフォルトで有効化されています。
frame-multiplexerの作者はt-sin氏で、過去にlispmeetupで発表されています。
スライドは次のリンクから見れます。
名前の由来はtmuxで、機能的にはemacsのelscreenから影響を受けているようです。
これを使うと、現在のウィンドウの状態を保ったまま別のフレームで他の作業が可能になります。
例えばソースコードとREPLを左右のウィンドウに表示している状態を保ったまま、別のフレームに切り替え操作をし、また元のフレームに戻るという使い方が出来ます。
フレームのタブ毎にタスクを管理する感じでしょうか。
(frame-multiplexerを使いテトリスをしながらソースコードやドキュメントを表示している様子)
キーバインドはC-zをプリフィクスとする操作体系になっています。
コマンド | 説明 |
---|---|
C-z c |
新しいタブを追加する |
C-z d |
現在のタブを削除する |
C-z n |
次のタブに移動する |
C-z p |
前のタブに移動する |
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