CTRL配列 - Ver.2.0 における Vimium の設定 - @hiyoctrl
こんにちは、Ctrl(@hiyoctrl)です。
Qiitaにて約1年ぶりにCTRL配列に関する記事を投稿しました。
Vimiumについての設定が書ききれなかったので、Zennに書き残しておきたいと思います。
新しいCTRL配列のキーボードレイアウト 及び キー配列については、下記の記事を参考にしてください。
Custom key mappings の設定サンプル
unmapAll
map <space> goNext
map , nextTab
map . previousTab
map * moveTabToNewWindow
map ? createTab
map - copyCurrentUrl
map _ openCopiedUrlInNewTab
map a createTab https://www.lancers.jp/mypage
map b createTab https://gemini.google.com/app
map c createTab https://time.is/
map e moveTabRight
map d createTab https://www.deepl.com/ja/translator
map f LinkHints.activateMode
#map g
map h createTab https://docs.google.com
map i goBack
#map j
map k createTab https://crowdworks.jp/messages/starred
#map l
map m createTab https://mail.google.com
map n reload
map o moveTabLeft
#map p
#map q
#map r
map s createTab https://docs.google.com/spreadsheets/u/0/
map t createTab https://tenki.jp
map u LinkHints.activateModeToOpenInNewTab
#map v
map w createTab https://www.windy.com
#map x
#map y
map z createTab https://zutool.jp
以上は全体の Custom key mappings の設定です。
Custom key mappings の解説
次に指定したURL を開く createTab の設定以外の部分を細かく説明していきます。
基本的にはCTRL配列のホームポジションからほとんど指を動かさずにブラウザの操作をすることが可能です。Google ドキュメントについては、以前は Vimium と相性が悪いように感じていましたが、小指のESCを1回タップすることで、Vimium の操作ができることを知り、タブの移動などもさらにスムーズになりました。
# 「次へ」などのリンクを現在のタブで開く
map <space> goNext
# 右のタブに移動
map , nextTab
# 左のタブに移動
map . previousTab
# 現在のタブを新しいウィンドウに切り離す
map * moveTabToNewWindow
# 新しいタブを開く
map ? createTab
# 現在のタブの URL をクリップボードにコピー
map - copyCurrentUrl
# クリップボードの URL を開いたり、コピーした文字列で検索したりする
map _ openCopiedUrlInNewTab
# タブの位置を左に移動する
map o moveTabLeft
# タブの位置を右に移動する
map e moveTabRight
# LinkHintsをオンにして選択したリンクを現在のタブで開く
map f LinkHints.activateMode
# LinkHintsをオンにして選択したリンクをバックグラウンドの新しいタブで開く
map u LinkHints.activateModeToOpenInNewTab
# 1つ前の URLに戻る
map i goBack
# 現在のタブをリロードする
map n reload
タブを閉じる設定については 、QMKのタップダンスにて左手の親指を少し右斜め上に伸ばしてホールド、そのまま人差し指を1回タップで「Ctrl + w」現在のタブを閉じる、2回タップで「Ctrl + Shift + t」閉じたタブを閉じた順序で再び開くに設定してあります。
タブを閉じたり、開いたりする設定を押しやすくしてしまうと、 Googleドキュメントなどで作業している時に誤って閉じてしまうことがあったため Vimium とは別で設定しました。
map _ openCopiedUrlInNewTab とQMKのマクロを組み合わせて、 マウスで文字列を選択した状態で 「 _ 」をタップするだけで新しいタブで検索できるようになっています。
LinkHints については「aoeiuywcj」を設定してあり、ほぼ母音だけで画面上のリンクを開くことが可能です。
[TD_AAF] = ACTION_TAP_DANCE_DOUBLE(KC_ASTR, LGUI(KC_UP)),
以上のように タップダンスの設定をしておくことで、任意のタブを開いて「 * 」をタップして別のウィンドウに切り離し、そのまま「 * 」を 2回タップして全画面表示にすることができます。マウスでタブを切り離し、別のウィンドウにしてウィンドウを最大化するのが面倒なのでキーボードだけで実現できるようにしました。
その他、Chrome の拡張機能である 「Tap To Tab」をインストールしてあり、左手の人差し指のクリックを2回素早くタップ、すなわちダブルクリックすることで、別のタブでリンクが開けるようになっています。
Vimium は工夫次第でさらに 快適なブラウジングを実現できる仕組みであるため、何か面白いアイデアがあったら是非とも教えてください。
まとめと告知
2023年はかなり忙しいこともあり、SNSなどは見るだけになってしまっていましたが、今年は積極的にコミュニケーションを取っていきたいと考えています。
また、リソースに余裕が出てきたため、執筆案件などのお仕事を承ることも可能です。コミュニケーションする中で一緒に仕事をしたい、文章作成したいなどのお気持ちがあれば、遠慮なくご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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