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GrafanaとRedashのSQLへの変数の入力方法の違い
はじめに
業務でBIツールのSQLをRedashからGrafanaに移行したときにそれぞれの設定の違いでかなりつまづいたため、その時に調べた内容を備忘録として残そうと思います。
変数の扱いについて
Grafanaでダッシュボードで使う変数はVariablesで定義する(クエリも可)
クエリの書き換えは以下の通りです。
Redash
クエリパラメータという機能を活用し、パネル毎に変数を設定できる
{{param}}
Grafana
Variablesという機能を活用し、ダッシュボードを通じて複数のパネルに同時に変数を設定できる
$param
${param}
[[param]] <- これは削除予定のため非推奨
SQL上で変数の出力形式を指定できる
・SQL側定義
${users:doublequote}
・書き換え結果
"user1","user2"
まとめ
それぞれのツールのUI上でのフィルタリング機能を利用するためには、ほとんどの場合、RedashとGrafanaの設定に応じてSQLを適切に書き換える必要があります。
また、Redash や Grafana のバージョン次第で設定が異なる可能性もありますのでご注意頂ければと思います!
さいごに
BIツールは他にもさまざまありますが、RedashやGrafanaはそれぞれの便利な機能や共通していない箇所が沢山ありますので、状況や目的に応じて使い分けすることが移行していて大切だととても感じました。
両方とも普段触る機会があまりないツールだとは思いますので、この記事がみなさんの調査時間の短縮に少しでも貢献できれば幸いです!
参考サイト
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