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former2を使って、awsリソースをエクスポートする
この記事の概要
一発でいいわけ。俺たちは
intro
業務でCloudFormationを使用しているのですが
リソースのテンプレートを1から構築するのが面倒臭いなと思っていたところ
former2[1] というサイトに出会いました。
最近はデモ環境でリソースを作る→former2でエクスポート→本番環境で作成
という手順で進めており、ちょっとデモのテンプレートを改変するだけで
本番環境用のリソースを作成出来るので非常に便利です。
former2とは
既存のawsリソースをCloudFormationテンプレートの形で出力するサイトです。
注意点としては、アカウント情報をformer2に渡す必要があるので
適切なユーザーを作っておきましょう。
必要なもの
- ReadOnlyAccessのIAMポリシーをアタッチした、IAMユーザ
- Access Key
- Secret Access Key
導入方法
事前準備
- former2のサイトにアクセス
- 左ペインの
Setup
>Credentials
からページを開き
アクセスキーとシークレットキーを入力
- 特別な設定など必要無ければ
Parameters
,Settings
は飛ばす - そのまま
Go to Dashboard
でダッシュボードに進む
- 右上の
Account Scanning
でアカウント情報を読み込む
テンプレート生成
※今回はCloudWatchアラームで説明
- former2上で、作成したいテンプレートのメニューを開く
- 一覧が出るので、エクスポートしたいリソースにチェックを入れ
+ Add Selected
を押す
- 左上
Generate
を押下。()内は選択したリソースの数
- テンプレートが生成される
使ってみて思うこと、難点
毎度Metadataのフィールドに"former2"
という文字列をブチ込んでくるので
私は気になるので消しています笑
他にも、デフォルト値を明示的にエクスポートしているせいなのか
一発でスタック作成が通らないこともありますね。
とはいえ、1から作るよりformer2で生成→改変はすごく便利です。
工数削減に一役買うことは間違い無いでしょう。
outro
今回説明を省略しましたが、CloudFormationには"インポート"という機能があります。
これは
既存のawsリソースをテンプレートに合わせてスタック化する
というものです。
former2との合わせ技ももちろん可能なのですが、長くなりそうなのでそれはまた別の機会に。
Discussion