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Linux マシンを組んでからとりあえず簡単に負荷をかける

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内容

Ubuntu server (Desktop でも可) で特に何も入れずに簡単なストレステストとモニタリングの方法

Linux で簡単なストレステスト

PC を組んだらとりあえず負荷テストしたくなる。
とりあえずの CPU 温度ならば UEFI の画面で出ているので CPU クーラーのフィルムのはがし忘れには気づくだろう。
またメモリの初期不良が無いか Memtest は回しておきたい。

ところで実際に PC を使っているときの CPU の冷却が十分かはどうみるか。
Windows マシンを組んで負荷をかけるなら Cinebench などを使うのだろう。
Linux マシンではどうしようか。
Windows の Cinebench なら暇なときに回すと思うので(?)インストールしてしまってもいいが Linux はデフォルトのコマンドで手ごろに負荷をかけたい。

負荷

dd コマンド (if から of にデータをコピー・変換するユーティリティ) を使うと手ごろらしい。

nproc を使って for 文を回し、 CPU コア分実行する。

for i in $(seq $(nproc)); do
  dd if=/dev/zero of=/dev/null bs=1M &
done

止める時は以下

killall dd

使用率

様々なコマンドがあるがとりあえず Ubuntu server に入っている htop

  • htop
htop

他にインストールできる TUI なものだと

  • s-tui
  • glances
  • nmon

などがあるらしい。
確認はしていないが s-tui が一番人気なのだろうか

温度

温度センサーを取得

cat /sys/class/thermal/thermal_zone*/type

筆者の環境では

acpitz
x86_pkg_temp
  • acpitz
    • ACPIサーマルゾーンの温度
    • マザボのセンサーなど
  • x86_pkg_temp
    • Intel CPU のパッケージ温度
    • みるならこっち
# x86_pkg_temp は thermal_zone1 だったので
# この値を watch で監視
# 生で取れる値を 1000 で割ったものが摂氏
watch -n 1 'cat /sys/class/thermal/thermal_zone1/temp | sed "s/\(.\)..$/.\1°C/"'

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