【UEFN】シーケンサーでアニメーションをつけたプロップの位置調整
今回の目的
UEFNではプロップの移動に「小道具移動装置」、「シーケンサー」と「ムービーシーケンスの仕掛け」、「Verse」などを使用すると思います。
中でもシーケンサーを使ったアニメーションは、手軽で細やかな設定ができるのでとても便利です。
しかし、アニメーションを作成した後に「やっぱり違う位置にこのプロップを置きたい!」と思ったとき、最初からキーフレームを打ち直すことになり、面倒に感じたことはないでしょうか。
今回は、シーケンサーでアニメーションをつけたプロップの位置調整を簡単に行う方法を共有したいと思います。
以下の内容はフォートナイトv29.30に基づいてます。
ステップ1: シーケンサーの作成
まず、「コンテンツブラウザ」から「シネマティクス」→「レベルシーケンス」を選択し、新しいシーケンサーを作成します。
ステップ2: プロップの配置
次に、「アウトライナー」から選択したプロップをシーケンサーにドラッグ&ドロップします。
あるいは、シーケンサーの「Add」から選択して配置することも可能です。
ステップ3: トランスフォームの追加
プロップの名前の隣にある「+」をクリックし「トランスフォーム」を選択すると、シーケンサーの項目に「Transform」が表示されます。
いつもなら、今設定した「Transform」の「位置」に座標を入力し、アニメーションを作成していくと思いますが、この作業は後回しにします。
ステップ4: Additiveの利用
次に、Transform欄の横にある「+」から「Additive」を選択し、その下に新たな「Transform」を表示します。
ここにアニメーションのキーフレームを設定します。
アニメーションを設定した後、プロップを移動する際には・・
プロップを設置したい場所に移動させ、「AdditiveのTransform」の上の「Transform」にキーフレームを打つと、元の動きを保ったまま移動が可能になります。
これにより、仕掛けの位置を変更する際に、アニメーションを作り直す必要がなくなります!
また、設定した「Transform」は複製が可能です。
同じアニメーションを別のプロップに適用し、時間をずらして動かすこともできます。
まとめ
今回紹介したシーケンサーのAdditiveは、とっても便利だったのでぜひ使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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