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【アンケート】WordPressのローカル開発環境に何使っている?

2020/10/20に公開

ブログだけでなく、Webサイトにも使える便利なWordPress。HTML+CSS+JavaScriptだけで作られる静的なサイトと違い、PHPやデータベースが必要なので開発環境を構築する必要があります。そこでタイトルの通りアンケートを実施しました。

98回答なので統計的にはバイアスなどがあるでしょうが、一つの参考事例としては使えるでしょう。では結果をみていきます。

1位 Local by Flywheel

『Local by Flywheel』はFlywheel社が提供するWordPressローカル開発環境ソフトです。GUIでポチポチっと環境が用意できるので便利です。HTTPS通信やメールの送受信環境もあるので、一通りのWordPress開発環境が手に入ります。有償ですがより高機能のPROバージョンもあります。

特別な知識が必要ないので初心者にもオススメです。自分もこれを使っています。

2位 MAMP・XAMPP

MAMP・XAMPPはともにPHPの開発環境です。一般的にMacがMAMP、WindowsがXAMPPと言われてますが、Windows版MAMPもあったりします。WordPressはPHPとデータベースで構成されているので、これらのツールでそれを実現します。

ツール自体は汎用的なPHP開発環境なので自分でWordPressをインストールしたりデータベースを作成したりする必要があります。一方で構成は実際のサーバーと似ているので本番サーバー上にWordPressをインストールやり方、データベースの作り方など習得できます。まれに直接データベースをいじらなくてはいけないこともあるので、知識としては持っておきたいものです。

3位 Docker

2位とは僅差でしたが、3位はDockerになりました。DockerはWordPressに限らず汎用的な仮想環境構築技術です。普段からDockerを利用している方は別途ツールを用意しなくても済みます。細かいバージョンの指定なども調整できるので、本番環境に合わせた構築が可能です。

2020年の春からWindows10 HomeでもDockerが動くようになったので利用できるシーンは増えています。自分も試してみたいです。

その他

「その他」の回答も全体の11%ほどありました。上記以外のWordPress環境構築ツールは知らないのですが、残念ながら詳細をコメントしてくれる方がいなかったので不明です。実際のWebサーバー上で構築などでしょうか?

まとめ

アンケートを行ったきっかけはLocal by FlywheelとMAMP・XAMPPのどちらが多いのか気になったことでした。個人的な予想ではMAMP・XAMPPが1位でもっとDockerの割合が少ないかと思っていましたが、想像以上に差が小さい結果となりました。逆にそれだけ各人の好みやバリエーションが反映された結果とも言えます。

他にもこんなツールあるよ、という方はコメントしてみて下さい。

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