OpenAIのActions, Plugins, Functionsについて
Actionsというのが、APIドキュメントのところに増えてたので、読み込んでみました。
Actionsについて
まず、Actionsは、まだこれからロールアウトされていく段階のようです(ドキュメント記載の手順ではアクセスできなかった)。
Pluginsは、今後Actionsに置き換えられていくようです。(ChatGPTの画面でPluginsカタログや開発中プラグインを追加できていたのが、今後は、ChatGPTの画面でActionsストアから選択したり、カスタムアクションを追加できるようになるらしい)
ActionsはPluginsと同様にWEB-API経由で外部機能をChatGPT(GPTs)に接続するための規格で、Pluginsと大きく異なるのは、OpenAI側でOpenAPI-specをホストするという点。
逆に言うと後はだいたいPluginsと同じで、API-Specに追加の定義要素(操作呼出前にユーザ確認させるか否かのフラグ、認証のためのスキーマ)があるだけです。
この2つの追加の定義要素は、endpointごとに設定できるようです。
Functionsについて
Functionsは、Function Calling
で出てきていた用語だったとおもいますが、今後はActionsとして定義される各機能(OpenAPI-Spec上ではendpoint, operationに相当)のことを指す言葉として使われるようです。
まとめ
Actionsは、Pluginsの後継で、Pluginsとほぼ同じようなものですが、Pluginsとは異なり、OpenAPI-Specをホストすることで、より柔軟に外部機能をChatGPTに接続できるようになります。
何が柔軟なのかというと、既存のWEB-APIに一切手を加えること無くChatGPTに接続できるようになるということだと思いますが、認証が必要なシステムだとちょっと難しいかもしれないです。
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