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CentOS StreamのDockerイメージを利用する

2022/07/06に公開

初めに

CentOS StreamのDockerイメージの利用方法について意外と日本語の記事がなかったのでまとめておこうと思います。
Docker HubにはCentOS Linuxのイメージ(https://hub.docker.com/_/centos)はあるものの,CentOS Streamのイメージは上げられていません。代わりにQuay.ioに上げられているため,そちらから取得可能です。

CentOS StreamとCentOS Linuxの違い

CentOS Stream, CentOS LinuxはどちらもRed Hat社が無償で提供しているRedHat系のLinuxディストリビューションです。

CentOS Linuxは有償のLinuxディストリビューションであるRed Hat Enterprise Linux(RHEL)のクローンであり,高い互換性を持っているため2004年のリリースよりサーバ用途等で広く利用されてきました。しかし,CentOS Linuxの開発とサポートは2021年末に終了すると発表されました。CentO7は2024年6月30日までサポートが継続されるものの,CentOS8のサポートは2021年末ですでに終了しており,CentOS Linuxを今から使用しようとするのは望ましくありません。

CentOS Linuxの開発は中止されたものの,代わりに現在はCentOS Streamに開発が移行しています。CentOS StreamはRHELのクローンであったCentOS Linuxとは少し異なり,REHLの開発版という位置付けになっています。CentOS LinuxがRHELのクローンであり,REHLのソースコードから商標などを取り除いた上で公開されていたため,RHELと同等のOSとして活用できていたのに対し,CentOS Streamは開発版であるためRHELより先に機能追加等が行われ安定性に少し欠けるというデメリットがあることには注意が必要です。

Quay.ioとは

Quay.ioはRedHat社が提供するコンテナイメージレジストリです。非常に簡単に言えばRedHat社が公開するDocker Hubのようなものです。QuayにはSaas型のQuay.ioと,オンプレ型のRed Hat Quayがあり,CentOS StreamのイメージはRed Hat社がQuay.ioで公開しています。
Quayについては赤帽エンジニアブログが詳しいのでこちらを参考にしてください。

Quay.ioからイメージをpullする

dockerではレジストリをしなければデフォルトでDocker Hubからイメージをダウンロードするようになっていますが,別のレジストリからも指定することによってそちらからダウンロードすることができます。
Quay.ioからCentOS Stream8をダウンロードするには以下のようにします。

docker pull quay.io/centos/centos:stream8 

CentOS Stream9などのイメージもquay.ioのこのページ(https://quay.io/repository/centos/centos?tab=tags )にありますので参考にしてください。

参考リンク

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