Apple Silicon(M1)Mac に Windows10 仮想環境を作る
if (price == FREE && myProcessor == ARM) {
when (VM) {
Windows11 -> Success
Windows10 -> Failed
ARMプロセッサの Mac に 今更ながら Windows10
環境を構築したい、無償で、でも Windows11
ならうまくいくのに Windows10
はエラーになって進めない...っていう方の手助けになればと思いメモとして残します。
環境
MacBook Pro M1(Sonoma)
UTM のインストール
homebrew
を利用
brew install --cask utm
ゲストツールのダウンロード
下記の公式ページの Download からゲストツールをダウンロード。
Windows イメージ作成用ファイルのダウンロード
UUP dump からダウンロード
最新のベータチャンネル > arm64 に Windows11 用のファイルはあります。
Windows10 用イメージ作成ファイルのダウンロード
上記で使える Windows10 ARM版ディスクイメージが見つからないので下記からダウンロードしました。
関係のないDiscussionsですが以前配布されていたであろうファイルがシェアされていたので利用しています。
rarファイルなので unrar
等で解凍。
イメージ作成スクリプトの実行
cd (解凍後のさっきのフォルダ)
ユーティリティのインストール
brew tap minacle/chntpw
brew install aria2 cabextract wimlib cdrtools minacle/chntpw/chntpw
スクリプト実行
bash uup_download_macos.sh
同フォルダに ISOファイルが生成されます。
UTM で仮想環境の作成
基本的には 公式マニュアル やその他の記事を参照し、上記で生成した ISOファイルを指定して進めます。
エミュレータの変更
ここが躓いたポイントですが、Windows10 環境を作りたい場合は、デフォルトのエミュレータから変更する必要があるようです。
UTM のサイドバーから上記で初期設定した Windows10 環境を選択 > 編集 > システム >
システムで QEMU 6.0 ARM Virtual Machine (virt-6.0)
を選択
(他のバージョンでもいけるかもですが一旦 6.0
で成功したので利用しました)
あとは立ち上げるだけでOK。
Windows 10 インストール完了後
解像度が微妙な感じなので適切に調整したい場合はゲストツールをインストールします。
UTM ウィンドウの 右上 +
から適当なボリュームに ゲストツールのダウンロード で取得した ISO ファイルを割り当てる。
割り当てたボリュームに格納されているゲストツールの exe ファイルの実行でインストーラーが起動します。
インストールすると解像度がより詳細に変更できるようになってると思います。
以上です。需要はあまりないと思いますがご参考ください。
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