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Obsidianでローカル LanguageTool サーバーを利用してスペルチェック・校正する
概要
Obsidian で英語のスペルチェックや文法校正を行うために、LanguageTool のローカルサーバーを利用する手順をまとめます。オンラインAPIではなくローカル環境で完結させる構成です。
ローカルサーバーを利用することにより、以下のメリットがあります。
- オフラインで使える。
- 無料APIでのリクエスト数などの制約がない
- プライバシーの保護
前提条件
- Obsidian がインストール済み
- LanguageTool Integration プラグイン を導入済み
- Java（17以上）がインストール済み
- macOS
LanguageTojol のダウンロードと起動
-
LanguageTool の zip ファイルを以下からダウンロードし、展開する
https://languagetool.org/download/ -
ディレクトリ内にある
languagetool-server.jarを使ってサーバーを起動する：java -cp languagetool-server.jar org.languagetool.server.HTTPServer --port 8081 --allow-origin '*'※
--allow-origin '* 'を忘れると Obsidian 側から CORS エラーになる
Obsidian 側の設定
- Obsidian の設定 → Community Plugins → LanguageTool Integration に進む
- 以下を設定：
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| Endpoint | http://localhost:8081 |
| API Key | 空白でOK（Premium不要） |
| Autocheck Text | ON |
| Static Language | English (US) (その他の言語での確認はしていません） |
動作確認
-
以下の文を入力：
I like humberger. -
humbergerに対する修正候補（例：hamberger）が表示されれば成功
エラーと解決方法
| エラー内容 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
サーバーのログで 404 Not Found
|
Endpoint の指定が誤っている | http://localhost:8081 にする |
Obsidianのコンソール(Cmd + Opt + I)でCORS policy エラー |
サーバーが CORS を許可していない |
--allow-origin '*' を追加して起動 |
補足
- 赤波線だけで修正候補が出ない場合、OSのスペルチェックの可能性が高い
参考
#obsidian #languageTool
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