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エンジニア一年目で読んでよかった本まとめ

2024/12/11に公開

はじめに

こんにちは、株式会社COUNTERWORKSのキタデです!
2024年11月で、COUNTERWORKSに入社してから早くも1年が経過しました。この1年間、社内で行われる輪読会や、自主的な学習の時間を通じて、さまざまな書籍に触れる機会がありました。

今回の記事では、その中から特に印象に残った書籍をご紹介します。どれも実務に役立つ内容ばかりで、基礎をしっかり固めたい方や、改めて基本を見直したい方に方にとって参考になる一冊が見つかるのではないかと思います。ジャンルに偏りがあるかもしれませんが、ぜひお楽しみいただければ幸いです!

Ruby/Rails関連

【プロを目指す人のためのRuby入門】


Rubyistであれば誰もが手元に置いておきたい一冊です。
サンプルコードが豊富で、基礎から応用まで体系的にまとめられており、何度読み返しても学びがあります。
特に7・8章のクラスやモジュールの章は何度も立ち戻って読むようにしています。
https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-12437-3

【Rubyコードレシピ集】


日々の開発で役立つRubyのテクニックを逆引き形式で調べられる一冊です。
伊藤淳一さんの書評記事でRuby初心者は順に読もうとあったので私も頭から読みました。
https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-14403-6

【オブジェクト指向設計実践ガイド】


弊社のバックエンドエンジニアの輪読会で取り上げられた本です。
Rubyならではのオブジェクト指向的なコードの書き方を、アンチパターンを示しながら具体的に解説してくれます。
個人的には2〜3周する価値がある良書だと思います。
https://gihyo.jp/book/2016/978-4-7741-8361-9

【コードレビューで学ぶRuby on Rails】


実際にあったコードレビューを元に、コードの問題点と改善案を理由とともに解説してくれる本です。
初心者〜中級者向けの書籍で、Railsアプリケーションの品質を向上させるためのヒントが多く載っています。
https://techbookfest.org/product/50CLAnEpRNhFNKzgq1aK78?productVariantID=gmDHaevdhz4T3T4eiGjWHe

Web技術全般

【プロになるためのWeb技術入門】


Web技術の歴史や背景から体系的に学べる一冊です。
初心者向けに書かれているため非常に読みやすく、基礎固めに最適な本です
最近14年ぶりに改訂版が出ました。
https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-14571-2

【Webを支える技術】


Webアプリケーション開発に関わるエンジニアには必読の一冊です。
私はCOUNTERWORKSに入社する前に読んだことがあるのですが、今読むとまた違う視点での学びがあります。読み物としても面白いです。
ただ少し古いのでReal World HTTPを合わせて読むと良いかと思われます。
https://gihyo.jp/book/2010/978-4-7741-4204-3

暗号技術

【今更聞けない暗号技術&認証・認可】


過去記事のアーカイブを集めたものですが、それぞれが程よい詳しさで解説されていてちょうどよかったです。公開鍵/共通鍵暗号などの基本的なところからSSL/TLS、OAuth/OpenID Connectまで幅広いトピックについて扱っています。
https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13354-2

アーキテクチャ

【CleanArchitecture】


技術的負債を回避するための設計原則や手法が簡潔にまとめられています。
抽象的な話も多いので、私は読了後にこちらも読んで実際のコードで表現するとどうなるかまで理解するように努めました。
https://tatsu-zine.com/books/clean-architecture

【良いコード・悪いコードで学ぶ設計入門】


ITエンジニア本大賞2023の技術書部門で大賞を取った本です。オブジェクト指向設計の入門書としてよかったです。
【オブジェクト指向設計実践ガイド】は翻訳書なので人によっては少し読みづらさがあると思うのでこちらから始めるのもいいかもです。
https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12783-1

DB

【SQLアンチパターン】


DB設計やクエリの記述などリレーショナルデータベースに関連するアンチパターンを25パターン解説してくれている名著です。
Railsがやってくれていることの多さに気づけた気がします。
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873115894/

ネットワーク

【ネットワークはなぜ繋がるのか】


URLをブラウザに入力してから画面にページが表示されるまでに何が起こっているかを筋道立てて順に解説してくれる本です。
現実のネットワークの動きをつかむのに最適ですし、インフラエンジニア以外にもお勧めできる内容だと思います。
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/07/P83110/

その他

【世界一流エンジニアの思考法】


著者はアメリカのマイクロソフトで働く現役のエンジニアで、世界の一流プレイヤーがどのようなマインドセットや行動原理で動いているかが詰まっています。読んだらなんだか前向きになれました。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917689

【エンジニアリング組織論への招待】


プロダクトマネジメントや組織論を中心に不確実性を排除していく考え方を学べます。
心理的安全性を確保するためのメンバーのメンタリングの方法が個人的に面白かったです。
https://gihyo.jp/book/2018/978-4-7741-9605-3

終わりに

いかがでしたでしょうか?どれも私自身が実際に読み、仕事や学習の中で大いに助けられたものばかりです。気になる本があれば、ぜひ手に取ってみてください。読書を通じて新しい知見を得ることで、日々の業務やキャリアの中で新たな気づきが得られるかもしれません。

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