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Day,6 三相交流回路、配線設計、配電理論(遮断器)
6日目、午前は座学にて電気理論、配線設計を
午後からは実技にて技能試験候補問題①を
電気理論
三相電力の計算
三相電力
P=VIcosθ x 3 P=3VIcosθ
V:相電圧 I:相電流
※電力は抵抗でのみ消費される(コイルを除く)
P=3IrVr =3IR2^R
Y結線 P=√3xVlIcosθ〔W〕
△結線 P=√3xVlIcosθ〔W〕同じ
配線設計
遮断器類の動作
・過電流遮断器とは 過負荷電流および短絡電流を自動遮断する機能をもつ
①配線用遮断器…電磁作用(電磁型)またはバイメタルの湾曲(無線型)により過電流を検出
例 定格電流 30A以下
定格電流の1.25倍の電流を通じた場合 遮断時間 60分以内
定格電流の2.0倍の電流を通じた場合 遮断時間 2分以内
など
(定格電流の1倍の電流では動作しない)
過電流の際は反時限特性
短絡の際は瞬時特性
ブレーカの表記
100V 2P1E
200V 2P2E
P:ポール:極
E:エレメント:素子
②ヒューズ…過電流遮断器のもっともシンプルなもの
・定格電流の1.1倍の電流に耐えること
・定格電流の1.6倍および2.0倍の電流を流したとき決められた時間内に溶断すること
と定められている
例 定格電流 30A以下
定格電流の1.6倍の電流を流したとき 60分以内
定格電流の2.0倍の電流を流したとき 2分以内
など
配電理論
過電流遮断器の施設
原則 分岐点より3m以下のところに開閉器、過電流遮断器を施設する
例外①分岐点より3mを超え8m以下のところに施設するには電線の許容電流I≧0.35Io
例外②分岐点より3mを超えさらに8mを超える場所にはI≧0.55Io
Io=遮断器の定格電流
技能試験課題①番
作業実習
EM-EEF2.0-2Cは1番の課題でのみ使用
Discussion