インクリメンタル(漸進性)の要素その1:分解性
「あなたの事を一言で表すと?」という質問に眉をひそめるのと同じようにアジャイルの事を一言で表すのが砂粒のようにも感じるくら小さな小さなきっかけ作りでしかなくあまり意味のない事だなーと感じるくらいにはようやっとアジャイルの大きさや難しさを痛感し始めたところ。というのが今の私の習熟度であります。
ですがやはりこんなにも素晴らしい「ビジネスガイド」を開発のフレームワークに留めておくのはあまりにももったなく、この布教活動を推進するためにも小さな小さな漸進の第一歩として相応しいこのテーマを選択。
インクリメント、漸進的、スモールステップ、イテレーション、スプリント、アジリティ・・・
なんだか似たようなそれでいて微妙に異なっていて。この微妙な違いがキミたちに解るかな?ウフフ的な優越感は一切湧かず真顔ですがそのくらい似たり寄ったりでややこしい。だけれども言葉のブレをまとめたらまとめたでそれはそれでややこしい。
上記に書いたものをなんとなくインクリメンタルや漸進性ってことで進めますが、この言葉だけを使っても人それぞれ意味が異なったりするのでもう少し抽象度を下げる必要があると思っており、今日はその要素の中から「分解」の重要性について。
結論、「分解」することで一つの流れが構築しやすくなり、逆に言うと何かを構築させる場合に分解して考えたり実行する必要があるよねという話です。そしてそこで構築させたものをさらに連ねることで大きな構築に繋がる。
次のショートムービーをTikTokやTwitterなんかで観られた方も多いのではないかなと思うのですが、これぞまさにインクリメンタルであり、それを実現するためにタスクを分解しひとつひとつを漸進的にクリアしていってるなと感じるわけです。
またこのムービーでは講師が最適な指導を行っていますが、仮に分解の結果部分的に問題が発生したとしてもその問題を局所化でき集中対処しやすくなる可能性が高まります。
分解することが漸進するための第一歩であり、漸進を意識すると自然と分解思考に流れていけるような気がしています。ニワトリタマゴ。
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