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kachaka-mcpを作りました

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kachaka-mcp

kachaka-mcpは、カチャカ用のMCPサーバーです。

前回までのあらすじ

https://zenn.dev/comoc/articles/908991bac42762
昨日toio-mcpを作りましたで調子に乗った私でしたが、自宅にあるもう一台の移動ロボットのカチャカのことが気になっていたのでありました。それから24時間が経過して...

kachaka-mcpとは?

kachaka-apiというPythonからカチャカを制御するためのライブラリと、MCP Python SDKを使って実装しました。

出来たものはこちら。
https://github.com/comoc/kachaka-mcp

動作の様子

MCP Inspector からspeakツール(他にもreturn_homeとかいろいろあります)を使って5月8日はゴーヤーの日にちなんで発話させたときの様子です。
https://x.com/comocc/status/1920355016403030085

開発は続き、妄想は膨らむ

現状の実装では、特に時間がかかる移動系のツールを呼び出したときに、処理が完了するかタイムアウトするまでしばらくブロックされることがあります。あまり長くブロックされると、移動の途中で緊急停止するなどの大事な操作が出来ないことになってしまうので、早目に解決したいところです。

それと、カメラ映像やLiDARの点群は外部のWebブラウザでリアルタイムプレビュー出来るようにしたいです。どうやって低遅延化と高速描画を実現するか、考えるととても楽しいです。
ここにMediaPipeなんかも組み合わせたら、被写体を自動でトラッキングしてくれるカメラの台座としても活躍してくれそうです。

まとめ

やっぱりMCP開発は面白いですね。

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