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子供の寝息と共に、隙間時間を駆使。3つのGoogle Cloud Professional資格を獲得した方法

2023/08/08に公開

こんにちは、ソフトウェアエンジニアの近藤と申します。
現在、コミューンにエンジニアとして所属しております。

先月子供が産まれ、現在は3ヶ月の育休を取得中です。この記事では、子供の寝かしつけの時間を利用しての勉強法と、3つのGoogle Cloud Professionalの資格取得経験についてお話します。

対象の読者

  • google cloud professionalの資格取得を目指しており、効率的かつ隙間時間での勉強による資格取得をしたい方
  • 育休中のスキルアップについて興味がある方

Google CloudのProfessional資格とは

Google Cloudが認定している資格の中で、最上位に位置するのがProfessionalの資格です。全9つのProfessional資格の中から、私は以下の3つを取得しました。

Take a look at yoshifumi kondo's credential wallet at https://scq.io/QTNXjr9

  • professional data engineerのみ反映がまだかもしれません

なぜGoogle Cloudを取得しようと思ったのか?

Google Cloudが資格のメリットをざっくり要約すると以下の3つです:

  • google cloudを使用するのに自信がつく
  • 高収入が得られる
  • 責任あるポジションを任せれやすくなる

google cloudにも、下記のような記載があります。

2022 年、最も高収入が得られる IT 認定資格の中に、複数の Google Cloud 認定資格が含まれています。
https://cloud.google.com/certification?hl=ja

私がGoogle Cloudの取得を目指した理由もGoogleが掲げるメリットと同じです。

実際は経験や能力ベースだとは思いますが、資格という明確なベンチマークがあることで、Googleが掲げるメリットはある程度享受できると考えています。

育休中の勉強時間はどこにある?

*本質的には関係のない話題です。育児の話に興味がないという場合は読み飛ばしてください。

私の育休中の過ごし方と、どこで勉強していたかについて話をします。

私個人の考えとしては、育休の過ごし方は個人やそのパートナーの選択によるもので、他者が評価するものではないと考えています。
それでも、この点を明確にする理由は、私が隙間時間で勉強したという前提に立っているからです。
仮に育休中に勉強に専念していたと誤解されると、その前提と矛盾してしまいます。また、同程度の育児を考えている方に、どこで勉強できたかという体験記としても共有できればと考えているからです。

私が担当していた育児は、授乳を除くほとんど全てでした。妻が出産時に裂傷度4という比較的大きな身体的ダメージを受けていたため、初めの1ヶ月は主に私が授乳を除いた家事・育児を担当していました(2ヶ月近くたった現在は妻も少しづつできる範囲が広がり、二人で相談の上家事・育児を按分しています)。

基本的に育児は楽しむことができました。可愛い息子のお世話は大変だけれど、すごく幸せを感じたし、妻と一緒に一つ一つ乗り越えていく感覚はかけがえのない時間だと心から感じています。

ただ、深夜の寝かしつけはすごく大変で、息子がなかなか寝てくれない時はネガティブな気持ちになってしまいました。寝たかなと思いベッドに置くと泣いてしまい、最初からやり直し。やっとの思いで寝かしつけられたけど、それから数十分たったらお腹が減って泣く。

わかっていたし、覚悟もしていたけれど、知っていることと大変であることは別。

色々な方法を試してみましたが、状況は大きく変わらなかったので、考え方そのものを変える必要があると感じました。そこで、夜の時間を勉強の機会と捉えることにしました。ベッドに置いた後泣かれても「勉強を時間をくれてありがとう」と思い(込み)、前向きに捉えることができました。

実際には、「隙間時間での勉強」というよりも、育児の大変な部分を「勉強」という希望を持って乗り越えたという話です。この経験が、同じ状況に直面している他の方々の助けとなることを願い、ここで共有させていただきます。

蛇足の蛇足ですが、現在コミューンという会社で働いています。
育休3ヶ月取得しておりますが、取得する際に心理的な不安はなかったです。
最高の風土と、良いメンバーがいる会社だと思っております。もし興味がある方は気軽に採用まで。
https://commmune-careers.studio.site/

学習方法について

Udemyには模擬問題集があり、私は各資格で100-200問を解きました。不明点がある場合は、関連ドキュメントを参照して理解を深めました。

Udemyの解説が不十分だと感じたり、問題の意味が掴めない場合は、ChatGPTに問題文を入力し、補足情報を得て学習を進めました。

また、Professional Data Engineerの資格には機械学習の知識が必要だったため、Udemyで6時間の講座を受講しました。この講座は最後に取り組んだため、一部の内容が他の資格の内容と重複していたため、既に理解している部分はスキップし、2倍速で視聴することで約2時間で完了しました。

勉強は深夜に子供を抱きながらスマホを使用して行いました。片手で子供を抱き、もう一方の手でスマホを操作しました(息子よ、許してね。昼は可愛いって顔見てるから)。

学習期間について

私は各資格を取得するのに1週間を要しました。毎日約1-2時間の学習時間を確保しました。ちなみに、私は業務やプライベートでGoogle Cloudを使用した経験がありますが、この経験が資格試験での大きなアドバンテージにはならないと感じています。

また、Google Cloudの試験には過去の問題がそのまま出題されることもあります。そのため、模擬問題集をしっかりと解いておくと、試験時に見慣れた問題に出会うことが多いです。もちろん、答えを丸暗記するだけでも対応は可能ですが、実際に内容を理解する方が効果的だと私は考えています。

全体として、1週間の学習期間は十分で、むしろ余裕を感じるくらいでした。

何を得られたか

Google Cloudのサービスに関する体系的な理解が深まりました。

特に、Data Engineerの資格を通じて、機械学習のサービス利用方法や基本的な概念についての知識が増えました。直近でData Engineerとしてのキャリアを目指す予定はありませんが、基本的な簡単な実装やMLエンジニアとの円滑なコミュニケーションが可能になったと感じています。ただ、現在は育休中のため、これがどれほど実際の場面で役立つかは未知数です。

一方で過去の自身の実装を振り返ると、「あの時こうしておけばよかった」という後悔の念も湧いてきます。

何を得られなかったか

具体的な実装経験です。知識を深めることはできましたが、実際にサービスを手を動かして組み上げる経験は得られておりません。そのため、知識を即座に実装に活かすことは難しいと感じています。

Google Cloudは実践的なカリキュラムを提供しており、それぞれのサービスを体験できる環境も整っています。今後の学習の際には、このカリキュラムを活用して、実践的なスキルを磨いていきたいと考えています。

まとめ

育児の合間の時間も隙間時間の一種です。通勤中やちょっとした空き時間を利用してコツコツと学習を進めることで、資格取得は十分に可能だと感じています。

私自身、Google Cloudの知識を深めることができ、それに伴い自信も増してきました。この経験から得られたメリットは非常に大きいと思います。もし興味を持たれた方がいれば、ぜひ挑戦してみてください。

p.s.勉強は救い

コミューン株式会社

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