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Vue Fes Japan 2024 で「今年も」ウェブサイトチームをリードさせてもらっていました

2024/11/02に公開

Vue Fes Japan 2024 ウェブサイトのリポジトリが 公開 されました。

https://github.com/vuejs-jp/vuefes-2024

Vue Fes Japan 2024 ウェブサイトについて

今年も私自身は、今回も技術のリードとして取り組まさせていただくとともに、Web サイトチームのリードとして大胆に引っ張らせていただきました。

https://github.com/vuejs-jp/vuefes-2024/graphs/contributors

コントリビュートいただきました皆さまには、改めて感謝申し上げます。

ウェブサイトチームとしては、今年 4 月の 初期ローンチ を皮切りに、以下で示した通り 3 度の開発のピークを迎えました。

  • 6 月末までに、スピーカー・スポンサーデータの公開・静的データの Supabase へ載せ替え、スタッフ管理画面(本番以外の適用)のリリース
  • 7 月末までに、ネームカードの内部リリース(その後 8 月上旬にかけて、デバッグ・修正を進め本リリース)
  • 8 月末までに、タイムテーブル、イベント、チケット・ストアのリリース

これらの開発のピークへ上がった機能に加え、X やスポンサー協賛企業の企業ブログなどシェアする機会が多いことを鑑み、スピーカー、スポンサー、スタッフ、参加者向けの シェア URL の機能もリリースしました。

そうこうしているとウェブサイトチームのスコープは日に日に増大しつつ、技術的にも一昨年、昨年以上の思い切って挑戦することをモットーに行動させていただきました。

昨年ネームカードの登録者を管理するため導入したクラウドインフラの Supabase の使用領域を、今年はさらに拡大することを決定し、ウェブサイトで大胆に展開しております。結果として、この Supabase に大振りした展開は、成功裏として完結できたものと安堵しております。

データ件数の規模感について (一部テストデータも含みます)
  • スピーカー・パネラー 41 rows
  • スポンサー 47 rows
  • ジョブ (ジョブボード用) 32 rows
  • スタッフ 94 rows
  • 参加者 (ネームカード作成者に限る) 192 rows

Supabase の具体的な使用状況やシェア URL の仕様詳細については、Vue Fes Japan 2024 開催直前に書いた記事で少し触れさせてもらっているので、そちらをご確認いただきたいと考えています。

https://zenn.dev/comm_vue_nuxt/articles/deep-dive-vuefes-2024-waiwai?redirected=1

そして早くも来年 Vue Fes Japan 2025 の開催が期待されている中、次にこのウェブサイトチームを率いていただく予定の方に向け先日のカンファレンスが終了した現在もなお、今年のウェブサイト仕様の言語化にメンバー一同、励んでおります。

https://vuefes-2024-docs.pages.dev/

そしてここだけの話、昨年もそこそこ出てしまった途中離脱者ですが、今年もそういった方は多くこればかり仕方がありません。明らかにウェブサイトチームの負荷が高い、または高いと思われている現状がある中で、それを払拭できなかった点は唯一痛恨の極み考えています。

かれこれ 3 年連続、ウェブサイトチームをリードする立場に生息していた身から考えたとしても、年々このスコープが増大しているのは明らかで、チーム分割を含めた再編成案を真剣に考える必要がありそうです。

ネームカードを取り巻く処理の自動化に向けて

今年もネームカードでは、昨年から機能面のブラッシュアップを図った上で物理・オンラインともに提供され、Vue Fes Japan 2024 でもたいへん好評だったと耳にしています。

https://vuefes.jp/2024/namecard/44687b52-9c76-4665-8e11-e2255a4dfc93/share

中でも物理のネームカードについてはあらかじめ作成期間に作成申請いただくと、実際にそれを手元で確認できるようなっています。

(整然と陳列されているネームカード)

一部でこの作成期間という存在が完全に伝わりきれていなかった問題も耳にしており、また来年に向けてブラッシュアップするべき問題は感じているところですが、それでも昨年から図っていた機能面のブラッシュアップについて、特にネームカードを取り巻く処理も自動化を中心に大きな進歩を果たすことができました。

ひとつは昨年のチケットプラットフォーム Pass Market の基では実現させることのできなかった購入情報と紐付ける作業の自動化について、このことはウェブサイトチームの負荷を大幅に下げることに大きく寄与しました。

これも基盤に NestJS の Commander を使わせてもらいつつ、チケット購入期間については日々 CI による cron 実行を回していたことが、ウェブサイトチームの負荷軽減にとって良い働きを示してくれていますが、その詳細はまた後日 ウェブログ の方で近いうちに書かせていただきます。

もうひとつは物理のネームカードを発注する際に必要な参加者のデータのエクスポートについて、昨年エクスポートした時に一苦労を憶えた経験からそれを払拭する設計をとったこと、また Supabase の API の使い勝手の良さもありました。

前・当日の自身の動きについて

自身は備品管理として活動させていただきました。率直に消耗品、消耗品以外、レンタル機材を含め、Vue Fes Japan 2024 前・当日に使う備品を総合的に管理することを目指します。

Vue Fes Japan としてこの備品管理の役割については今年初の試みのひとつとなりましたが、いざ動き出してみるとそもそも消耗品を管理する必要があるのか消耗品以外の数をチェックすれば良くないかなど、改善するべき点がいくつか見えてきたように考えています。

とはいえ、スタッフルームに暫く張り付きという訳ではなく、時たま会場をうろうろしながらインカムより入る情報を聞いてはヘルプに入れそうならそちらを補佐する役割に徹していました。

https://photos.app.goo.gl/cybVMvfYoDYD9zkcA

なお、基本的にセッションについては Evan 氏のキーノートや次世代フロントエンドトークを少し覗かせてもらっていました。

(次世代フロントエンドトークに登壇している 5 名のパネラーと MC の kia 氏)

  • Botchen 氏の、そもそも JavaScript でツールを書き始めたのがマズかった
  • Evan 氏の、とはいえ JavaScript は書きやすかったので、色々なツールが出てきたんだ

など時折笑いも生まれる、たいへん貴重な時間を過ごせました。この手の企画は、もう 1 時間くらいあっても良かったのかな。

それ以外については、うろうろという名の「おしゃべり」のような時間を過ごしていたり、比較的自由に (文字通りの「自由人」として) 過ごさせてもらっていました。

最後に

というわけで 一昨年昨年 に続いて今回もコアスタッフのひとりとして、公式ウェブサイトでさまざまなことにチャレンジさせていただいておりました。自身は引き続きウェブサイトチームのひとりとして、来年も様々なチャレンジをさせていただく予定で考えておりますが、リードの役割については他の方へ移譲するため現在、ウェブサイト仕様の言語化を進めています。

もし、来年のウェブサイトに携わってみたいという方がいらっしゃれば、ご気軽に (DM など) お声がけください。おそらく、来年初め辺りにも Vue Fes 公式 note より募集が入りますので、その場でも問題ありません。

そして気付けば n 度目のコメントとなりますが、ローカルの Vue.js コミュニティ v-kansai も、いい加減復活させないと。

https://vuekansai.connpass.com/

Vue・Nuxt 情報が集まる広場 / Plaza for Vue・Nuxt.

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