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FastAPI と Strawberry(GraphQL) が動作する諸々整ったデモアプリを作ってみた
はじめに
- この記事では、最近 FastAPI と Strawberry(GraphQL) に入門した私が、FastAPI と Strawberry(GraphQL) が動作する諸々整ったデモアプリを使用する(作る)方法をメモとして残します。
- Strawberry に関する記事(特にサンプルコード付き)は未だあまり少ない印象を受けましたので、Strawberry について入門する方の参考になればと思います。
- FastAPI と Strawberry(GraphQL) に入門してから数週間なので、アンチパターンを踏んでいるかもしれませんが、サンプルコードの一つとしていただければと思います。 mm
デモアプリの GitHub
使用技術
- せっかくなので色々な技術に触れてみようと思い、下記を使用しました。
- FastAPI
- Strawberry, strawberry-sqlalchemy
- SQLAlchemy 2.0
- PostgreSQL, Supabase
- Docker
- Render
システム構成
開発環境
- Docker で動くようにしています。
本番環境
- 無料であることから、バックエンドは Render にデプロイしています。また、DB には Supabase を使用しています。
デモアプリの使用方法
本番環境
JWTの取得
- id と password を指定して、JWT を取得します。
$ curl -Ss \
-X POST \
-H "Content-Type: application/json" \
--data '{ "query": "mutation { login(input: { id: \"fceef692-010b-480f-899c-5a6e8bab23a7\", password: \"admin\" }) { tokenType accessToken severErrors { msg } } }" }' \
https://fastapi-strawberry-strawberry-sqlalchemy.onrender.com/graphql | jq .
- JWT の取得結果の例
{
"data": {
"login": {
"tokenType": "bearer",
"accessToken": "eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR5cCI6IkpXVCJ9.eyJzdWIiOiJmY2VlZjY5Mi0wMTBiLTQ4MGYtODk5Yy01YTZlOGJhYjIzYTciLCJleHAiOjE2OTU1NDg0MTh9.YFvZL07ZTFDURfdzaU_Xk096iz2nLdeJ2gBcgmL6xSA",
"severErrors": []
}
}
}
JWTを付与して GraphQL を実行
- "Authorization: Bearer XXX" の XXX の部分に JWT を付与します。
curl -Ss \
-X POST \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Authorization: Bearer eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR5cCI6IkpXVCJ9.eyJzdWIiOiJmY2VlZjY5Mi0wMTBiLTQ4MGYtODk5Yy01YTZlOGJhYjIzYTciLCJleHAiOjE2OTU1NDg0MTh9.YFvZL07ZTFDURfdzaU_Xk096iz2nLdeJ2gBcgmL6xSA" \
--data '{ "query": "query { cities { cities { cityId cityName population } } }" }' \
https://fastapi-strawberry-strawberry-sqlalchemy.onrender.com/graphql | jq .
- 取得結果
{
"data": {
"cities": {
"cities": [
{
"cityId": 1,
"cityName": "Los Angeles",
"population": 3849000
},
{
"cityId": 2,
"cityName": "Santa Monica",
"population": 91000
},
{
"cityId": 3,
"cityName": "Cebu",
"population": 3000000
}
]
}
}
}
開発環境
環境変数の準備
- 以下のような内容を記載した dev.env をルートディレクトリに用意します。
ENV="dev"
POSTGRES_DB="fast_api"
POSTGRES_USER="fast_api"
POSTGRES_PASSWORD="fast_api"
POSTGRES_HOST="postgresql"
JWT_SECRET_KEY="m8ik2ZWT/W42g5osrCndxqTGBnDNzbmRvHUc6q0O++dxX406LCr50xKOUitXqMNE285vz7L+5KheK/sya3HelpY/Ky7rIoyZ4GuX92c/zvLAbyM19A4Y0BhBTtQlhu21zugINAAQuKlX7Wo2sYiuWpvwiSCOf9sqwTQ7SoQjdKzIzF271i/AqyPuqAQtYfpgyDOOQH8anJL3kuTWvbodeklZy7zl6cHhV8O68dltRSe056VLxgGGA8wD1zUEdpfsvP4GU9U8U1sO3ZXau18rUxbrpzmltazY/SBVdGdLDWAniAgbjRcBjVUHkhuSuvwlY36571f5BM2+7oDqkfWpLw=="
ACCESS_TOKEN_EXPIRE_MINUTES="30"
Docker を起動
- $ docker compose build --no-cache
- $ docker compose up
GraghiQL へのアクセス
- http://localhost:8000/graphql
- Strawberry では、GraghiQL と呼ばれる Playground を使用できます。
- GUI から簡単に GrapqhQL を実行できます。
- スキーマが見れたり、補完が効いたり、実行ログが残ったりと諸々便利です。
テスト
- $ task test
- taskipy を使用しています。
- テスト前に、autoflake, black, isort, pyupgrade によるフォーマット、mypy による型チェックを実施します。
GrapqhQL を実行
- 本番環境と同様に以下のように JWT を取得します。
- 画面下部の Headers に JWT を付与して GraphQL を実行します。
- テストコードに Query と Mutation のサンプルコードを記載してありますので、良ければご参照ください。
おわりに
- この記事では、最近 FastAPI と Strawberry(GraphQL) に入門した私が、FastAPI と Strawberry(GraphQL) が動作する諸々整ったデモアプリを使用する(作る)方法をメモとして残しました。
- とりあえず FastAPI と Strawberry(GraphQL) を動かしてみたい方の参考になればと思います。
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