皆さんは「ケーススタディ」をしていますか?
はじめに
私は普段、上司から「ケーススタディをしなさい」と言われます。
最初に言われたときは、ケーススタディの意味はおろか、単語すら耳にしたことがありませんでした。
今回、記事にしてみようと考えたのは、自分自身への頭への叩き込みももちろんですが、
読んでくださる皆さんにもぜひ、ケーススタディを実践してみませんか?というゆるい提案がしたかったのです。
まずはじめに、ケーススタディの意味から解説します。
ケーススタディとは
ケーススタディ(英: case study)はそのまま翻訳すると、
事例研究という意味となります。
この事例研究とは、
実際に起こった出来事を詳しく分析・検討することで、問題解決方法を探ること
という意味になります。
つまり、なぜそれが起こったのか?を考え、次同じような轍を踏まないための振り返りのようなイメージです。
以下は ウィキペディア
何のためにケーススタディをするのか
ケーススタディを実践するにあたり、なぜ実践する必要があるか?は考える必要があります。
ケーススタディを実践すると以下のようなメリットが挙げられます。
- 問題解決力の向上
- 実際の問題に対する洞察力の向上
- リスクの回避
1つ目の問題解決力の向上は、複雑な問題を分析し、解決策を考える必要があります。これによって、問題解決能力やクリティカル思考力が向上します。
また、自らが体験した事例だけでなく、他者が体験した事例をもとに、
ディスカッションを重ねることでさらに問題解決の向上が大きくなると言えそうです。
2つ目実際の問題に対する洞察力の向上は実際に起こった問題や、シナリオに対して継続的に取り組むことで、理論だけでなく実務での課題に対する理解が深まります。
3つ目はリスクの回避です。
様々な事例を元に疑似体験をすることで、同じような課題に直面した時のリスクを最小限に留めることができます。
何のためにケーススタディをするのか?は上記のようにメリットがいくつかあり、
ITの職種のみならずあらゆる業種でもで取り組むべき内容であると思います。
とはいえ、日ごろから無意識にケーススタディを実践している方もいらっしゃるかもしれません。
おわりに
ここまでケーススタディとはなにか、何のためにケーススタディをするかを解説していきました。
ケーススタディは一人でも実践することが可能ですが、チームに分かれてディスカッション形式で実践することもできます。
事例をディスカッションすることで、違った視点の問題解決能力もグッと上がるかと思いますので、
起こった事例によって変えていくのも良しであると思います。
ケーススタディを常に実践し、習慣にしていきましょう。
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