最近さわったAWSのサービス
いろいろサービスはありますが
初めて触ったAWSのサービスは、S3でした。
といっても本格的に何かしたわけではなく、プログラムでS3にファイルを書き出したり、保存されたファイルを読み込むということを試した程度です。
その後、数年触ることはなかったのですが、ここ数年はEC2でサービスを稼働させる環境の構築を主に行っています。
内容はEC2を中心に関連した必要最小限の内容にとどまっていました。
実際のところ、サービスを組み合わせることで様々なことが実現できますが、使わないサービスは存在していることに気づかないくらい多くのサービスがあります。
今回は、必要に駆られて最近さわったサービスをさらっと紹介してみようと思います。
1.AWS Cloud Trail
AWSのアカウントやサービスが実行するアクションをイベントとして記録、収集するサービスです。
S3に記録している他のログを取り込んで、調査、分析に利用することもできます。
運用の精査やリスクの調査などに使用します。
アカウントが実行するアクションの記録は、セキュリティマネジメントにおいて有用な要素になります。
軽く触っただけで、細かくは見ることができていないので、活用に向けた見極めはこれからになります。
2.Babelfish for Aurora PostgreSQL
Babelfish for Aurora PostgreSQL
Aurora PostgreSQLに、SQLServerのデフォルトのポートである1433でアクセスできるようになり、T-SQLで操作が行えるようになるサービスです。
RDSでAurora PostgreSQLのデータベースを作成するときに、オプションでBabelfishを有効にすることで利用可能になります。
SQLServerで運用していたサービスを、プログラムの修正コストを抑えてPostgreSQLサーバーで運用するサービスに移行することが、このサービスの主要な目的になります。
SQLServerの経験はあるけどPostgreSQLの経験はないという方が、PostgreSQLをさわる際の補助にも使えそうです。
3.AWS Storage Gateway
S3のバケットに、ファイル共有サーバーのようにアクセスできるようになるサービスです。
ファイルキャッシュサーバーの機能も持っています。
EC2インスタンスか、VMに構築済みの環境を適用することで利用できるようになります。
OS上からは、S3のバケットが共有フォルダとして認識され、ファイルシステムで操作できます。
ログファイルの保存先や、生成させたファイルの保存先などの切り替えなどが、ぱっと思い浮かぶ利用方法になります。
4.AWS Schema Conversion Tool
AWSのサービスで稼働するデータベーススキーマを変換するツールです。
AWS Schema ConversionはAWSのコンソール上で操作するサービスですが、
AWS Schema Conversion Toolはサーバー上にダウンロードして使用します。
SQLServerのデータが欲しくて、PostgreSQLからの変換を試してみましたが、サーバー上にインストールしたDB同士や、変換先がサーバー上にインストールしたDBでは設定ができず、目的を果たすことができませんでした。
AWSのサービスへの移行を目的としたツールになるので、当然といえば当然かもしれません。
機会があれば、改めて変換を試してみたいと思っています。
さいごに
まだまださわってみたいサービスはありますが、きっかけがないとなかなかさわるということもありません。
機会があれば、これからもいろいろ試していこうと思います。
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