📚

2025年振り返り-AI活用によるワークスタイルの変化について

に公開

この記事はコラボスタイル1アドベントカレンダーの2日目の記事です。
前日エントリーのため何を書くか焦っていましたが、今年を振り返ってみて一番大きな変化は間違いなくAI活用によるワークスタイルの激変だったので、今回はその内容を共有したいと思います。

AI活用きっかけ

普段はアプリケーションの開発エンジニアとして業務に携わっていますが、実は業務でAI活用をはじめたのはコラボスタイルに入社後で1年未満のため試用歴も浅い方だと思います。
それ以前は自分がAIを業務で活用することになるとは想像できておらず、AIトレンドを追わない鈍感なエンジニアでした。
しかしコラボスタイルに入社後、社内ではAI活用が推進されていてまずは使ってみようといった風通しのため、自分も使ってみて業務効率も向上させたい!と思ったのが活用のきっかけとなりました。

ワークスタイルの変化

活用方法を試行錯誤していくことで開発プロセスの広い範囲でAI活用ができるようになり、僕のワークスタイルには大きな変化がありました。下記は一部ですが普段の業務での活用例を上げてみました。

  • 開発プロセス
    • コーディング、テストコード作成、コードレビュー
  • 設計・分析
    • テーブル設計、クエリチューニング、設計分析、コード分析、不具合調査
  • その他
    • 文書作成・添削・議事録作成・ドキュメント整備

開発業務のなかでも特にAIによる恩恵が大きかったのは、自らがコーディングする時間が大幅削減されたことです。AIが代替してくれた時間で、動作保証の確認や機能拡充に向けた調査、設計検討により多くの時間を当てることが可能となりました。
AIの生成コードは完璧ではないため入念なチェックは不可欠なのですが、その精度と生産速度にはかなり感動したのを覚えています。総合的に見ると工数削減の効果が大きく、仕事の質と効率をアップできていると実感しています。

設計分析についてもAIの案も取り入れて進めることが多いです。設計手法の良し悪しを比較する際に評価表を活用することがありますがメンバー間でも共有しやすいため意思決定の判断材料としても活用することがあります。

コード分析ではAIの強みを感じました。例えば不具合調査のためにコードレベルで原因解明する場合、AIにコード分析してもらうことで目視確認では到底敵わない速度と精度により、比較的に早く根本解決に繋げることができています。

これから

AIの活用を始めたことでワークスタイルに確実な変化が起きていますが、これからも模索してより活用場面を広げていこうと思います。下記は今後の活用場面を広げるために現時点で考えてるネタの一部です。

・定型指示のソースコード化と共有 → 誰が指示しても一定品質の成果物を得られるようにするため。
・MCPサーバーを活用した定型業務の自動化 → MCPサーバーを積極的に活用することで、ワークスペースをシームレスに繋げて定型業務の効率アップをするため。
・情報源の一元化 → 社内ドキュメントやデータソースを一元化することでアクセスしやすくなり、生成AIに素早く成果を出してもらうことにも繋がるため。

終わり

今回はAI活用によるワークスタイルの変化について共有してみました!
皆さんもワークスタイルに良い変化を与えるためにAIを活用していきましょ!
引き続き、コラボスタイル 1 Advent Calendar 2025のエントリーは続きます!

コラボスタイル Developers

Discussion