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Rust で爆速 Hello-world!

2023/09/09に公開

はじめに

せっかく Rust を始めたのにアウトプットしないのは勿体無い!ということで爆速 Hello-world! を出力するところまでやっていきます。

とはいえ、基本は以下のドキュメントに沿ってやるだけです。
https://www.rust-lang.org/ja/learn/get-started

【環境】
OS: macOS Ventura 13.3.1

RustUp のインストール

一般的に Rust をインストールする場合は RustUp を介してやるみたいです。

ドキュメントの通り、以下のコマンドを実行

$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh

実行後、以下のように出力されていれば問題ない。

Rust is installed now. Great!

Cargo バージョンの確認

Cargo のバージョンを確認してみます。
インストーラーの実行後、自動的に Cargo もインストールされるようなので試してみます。

$ cargo --version

実行すると以下のようにバージョンが表示すれば問題ない。

cargo 1.72.0 (103a7ff2e 2023-08-15)

Cargo とは

Cargo とは Rust におけるビルドシステムかつ、パッケージのマネージャです。
Rust における Cargo は非常に重要な役割を担っていることがわかります。
https://doc.rust-jp.rs/book-ja/ch01-03-hello-cargo.html

ディレクトリの作成

ここまでできると、Rust プロジェクトを作っていきます。
任意のディレクトリの直下で以下のコマンドを実行します。

$ cargo new hello-rust

実行すると以下のように出力されます。

Created binary (application) `hello-rust` package

以下を実行し、ディレクトリの移動をしておきます。

$ cd hello-rust

🔽 Cargo のコマンド一覧
https://zenn.dev/mebiusbox/books/22d4c1ed9b0003/viewer/9c00b6

hello-rust ディレクトリの中身はこんな感じになっていました。
debug の中身は割愛。
cargo 実行時は main.rs の中が実行されると思われる。

.
├── Cargo.lock
├── Cargo.toml
├── src
│   └── main.rs
└── target
    ├── CACHEDIR.TAG
    └── debug
      ...

Hello world! の出力

プロジェクトディレクトリ内で以下のコマンドを実行します。

$ cargo run

以下のように Compiling と出た後に、「Hello, world!」と出力されました。

   Compiling hello-rust v0.1.0 (/xxxxx/xxxxx/xxxxx/hello-rust)
    Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 4.81s
     Running `target/debug/hello-rust`
Hello, world!

おわりに

環境構築自体はほんの5分以内くらいで終わる印象でした。
これから Rust を触っていこうという方の励みとなれば嬉しいです。

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