Rustを勉強することになったので環境を用意してみた
作業用PCがカオスになる
人それぞれだとは思いますが、勉強することが増えると作業用PCに学習のために環境を作ることがあると思います。
気が付いたらPCにいろいろな環境が混在しているということになっているということはないですか?
実際、自分のPCも整理しないと駄目な状況になりつつあります。
以前の記事でDockerDesktopを導入してDockerのコンテナーが利用できるようになったので、Rustを実行する環境をDockerで用意して、PCにこれ以上環境を増やさないようにしてみたいと思います。
DockerやVSCodeが実行できる環境がすでにPCに構築済みである前提で話を進めます。
VSCodeに拡張機能をインストール
- Docker
VSCodeからコンテナやイメージ、ボリュームの操作が行えるようになります。
- RemoteDevelopment
リモート開発用の拡張機能です。
Windows上の開発でWSLを利用する場合に、便利な機能がインストールされます。
VSCodeのウィンドウの左下の隅っこにリモートウィンドウを開くメニューアイコンが表示されるようになります。
サンプルで用意されているRustのコンテナーを開いてみる
Dockerの拡張メニューのコンテナー欄にある+をクリックして、新しい開発コンテナーを追加します。
サンプルをお試しくださいをクリックすると、マイクロソフト社が用意している言語別の開発環境のサンプルコンテナーのURLが表示されます。
Rustを選択すると、自動でDockerのイメージがダウンロードされてコンテナーが起動し、VSCodeからコンテナーにアクセスした状態になります。
DockerDesktopのウィンドウでも、起動されたコンテナーを確認できます。
Rustの学習用であれば、これで環境が整ったことになります。
サンプルを実行してみる
サンプルには定番のhello hogehogeを表示するコードが書いてあります。
Rustの変数宣言や変数の利用方法を記述したコードになっています。
ターミナルを起動してcargo runと打ち込むか、コード中に表示されている▶RUNをクリックすると実行されます。
ターミナル(bash)の実行結果
▶RUNの実行結果
どちらで実行しても、cargo runが実行されていることがわかります。
学習に使う教材に合わせて使うようにすればよいと思います。
さいごに
Rustの勉強を始めるために環境を用意する方法を書いてみました。
学習の教材によっては今回の方法があっていない場合もあるかもしれませんが、基本の勉強であれば問題ないと思います。
実際に開発を行う場合は、DockerHubでRustのイメージを検索して取得したり、一からコンテナーを作成することになると思います。
いずれの場合でも、今回使用したVSCodeの拡張機能は利用できます。
これから学習を進めて行きたいと思います。
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