AIエンジニア「Devin」をさらに賢くする!キラキラ(Knowledge Suggestions)の活用

に公開

AIエンジニア「Devin」をさらに賢くする!キラキラ(Knowledge Suggestions)の活用

Devinを使い始めた皆さん、その驚くべき能力にワクワクしていますか?
今回は、Devinをさらに強力な相棒にするためのとっておきの機能「キラキラ(Knowledge Suggestions)」についてご紹介します。

キラキラ(Knowledge Suggestions)とは?

Devinがコードを書く際、時々、キラキラ✨アイコンが表示されるのを見たことはありませんか?
これが「Knowledge Suggestions」、通称「キラキラ」です。

これは、Devinがプロジェクトの文脈から 「このコードはこういう意図で書かれているのではないか?」 と推測して提案してくれる機能です。
例えば、特定のクラスや関数がどのような役割を持つか、なぜそのように書かれているのかといった、コードの背後にある意図やルールをDevinが学習するためのヒントになっています。

キラキラをacceptしていくとDevinは賢くなる!

このキラキラは、ただの提案ではありません。
この提案を承認(Accept)することで、Devinは私たちのプロジェクト固有のルールやコーディングスタイルを学習し、どんどん賢くなっていきます。

Devinが「この関数はユーザーのログイン処理をしている」と提案してきたとします。
私たちが「そうだよ」とAcceptすれば、Devinは次回以降、同じようなコードパターンを見たときに、より正確な推論をしてくれるようになります。

まるで、新しく入ってきた優秀なメンバーにプロジェクトの内部事情や暗黙のルールを教えていくような感覚です。
これを繰り返すことで、Devinは私たちのチームにとって、なくてはならない存在へと成長していくでしょう。

自分でルールを登録することもできる!

キラキラはDevinからの提案を待つだけでなく、自分でルールを登録することも可能です。
これにより、Devinの学習をより効率的に進められます。

私の使い方一例

私はコミットルールを追加することで、毎回指示しなくてもルールに従ってコミットしてくれるようになりました。

- コミットメッセージにプレフィックスを付けてください。
    - feat: 新機能の追加
    - fix: バグ修正
    - docs: ドキュメントのみの変更
    - style: コードの整形(スペース、セミコロンなど)
    - refactor: リファクタリング(機能の変更なし)
    - perf: パフォーマンス改善
    - test: テストの追加や修正
    - chore: ビルドプロセスや補助ツールの変更
- コミットメッセージの内容は日本語にしてください。
- コミットの作成者はDevinであることがわかるようにしてください。

ルールの登録方法

自分でルールを登録する方法はとても簡単です。

  1. Devinの画面の左下にある「Settings」(設定)アイコンをクリックします。
  2. 表示されるメニューから「Knowledge」を選択します。
  3. この画面で、新しいルールを追加したり、既存のルールを編集したりできます。

まとめ

キラキラ(Knowledge Suggestions) を使いこなせば、よりDevinが優秀になります!
積極的にキラキラをAcceptしたり、自分でルールを登録したりすることで、Devinをより強力な相棒に進化させましょう!

コラボスタイル Developers

Discussion