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ちょっぴり楽になるGitエイリアスたち

に公開

ソースコードの管理に git をよく使いますが、何かと良く打つコマンドは1文字でも減らしたい。引数が多くて長いコマンドもまとめておきたい。

そんなときにGit エイリアスが役に立ちます。

https://git-scm.com/book/ja/v2/Git-の基本-Git-エイリアス

設定と実行

エイリアスの設定:

git config --global alias.エイリアス "コマンド"

コマンドに空白等を含むときは括ります。

実行は

git エイリアス

# -- または --

git エイリアス 追加のパラメーター

のように出来ます。

設定集

コピペで設定きるようにしてみました。

ブランチ操作系

最も多用しているエイリアスたちです。

git config --global alias.co "checkout"
git config --global alias.f  "fetch --all --prune"
git config --global alias.p  "pull"
git config --global alias.st "status"

git fgit co ブランチ名 のコンビネーションで切り替えたり git p でメンバーの修正を取り込むときに良く使います。

コミットID系

コミットのハッシュ値を知りたい時がそこそこあるのですが、 rev-parse がすっと出てこないので hash の頭文字 h を冠してまとめてます。

git config --global alias.hash "rev-parse"
git config --global alias.h  "rev-parse"
git config --global alias.hh "rev-parse HEAD"
git config --global alias.hm "rev-parse master"
git config --global alias.ho "rev-parse origin/master"

このエイリアス設定のせいで永遠に覚えられない気がしてる。

ログ系

コンソールでコミット履歴をぷりちぃに見る時用です。大抵は SourceTree や VS Code 上でグラフィカルなツリー構造で追う事が多いので出番は少ないですが、アプリの起動が手間な時やさっと確認したい時に重宝しています。

git config --global alias.ll "log --oneline"

git config --global alias.slog "log --pretty=format:'%Cgreen%h %Creset%cd %Cblue%cn %Cred%d %Creset%s'"

git config --global alias.glog "log --graph --date=short --decorate=short --pretty=format:'%Cgreen%h %Creset%cd %Cblue%cn %Cred%d %Creset%s'"

この中でも git ll で一行ログ表示は手軽でお気に入りです。

ログの書式は以下を参考にしてます。
https://git-scm.com/book/ja/v2/Git-の基本-コミット履歴の閲覧

おわりに

PC交換直後でエイリアス設定を忘れていて「そんなコマンドは無い」とコマンド拒否をされた、無慈悲さとせつなさと(エイリアスの)心強さと感じて綴りました。

git とのお戯れが少しでも楽しくなれば幸いです。
それではまた!

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