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リモートワークをする上で大事なこと

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この記事はコラボスタイルAdvent Calendar 2025 12月8日の記事です。

コラボスタイル 開発部のDoです。
昨年はこのアドベントカレンダーを読んでいる立場でした。今年はこうやって参加できることが非常に嬉しいです。

今回のコラボスタイル Advent Calendarのテーマは「コラボ」ということで、コラボスタイルに入社してから初めてのフルリモート環境、チームのメンバーと協働(コラボ)して仕事をするために大事だと感じた三つを紹介させていただきます。

リモートワークで意識をしたい3つのこと

1. アウトプットをする

例えば「わからない」とアウトプットすることはすごく難しいです。実はすぐ分かるけど、調べ方に問題があって見つけることができなかった場合や、忙しい人に聞くことも「その人の時間を奪って良いのだろうか」と思う瞬間はあると思います。でも、「困っている」という声を上げないと、特にリモートワークである場合には誰も気づいてくれません。

積極的に声を上げると言うのはとても大事です。なお、自分はまだ不足しています。
タスクを消化する際にも疑問が出てくると思います。その場合だと「そもそも誰に聞いたら良いのか?」も分からないと言うことがあると思います。そんな時はオープンな場で質問を書くと良いです。親切な人が、その人自身がわからなくても、誰か知っていそうな人を教えてもらえるかもしれません。

自分にとって都合の良いことも、都合の悪いこともアウトプットしなければ誰にも伝わらない。全てを吐き出す意識を持って仕事をしていくのが必要だと私は強く感じています。

ただ、自分ができているか?と問われるとまだまだです…

2. 伝える努力をする

わからないことをわからないと言うとして、その「わからない」を言語化できないと助けてもらいようがありません。とはいえ、まだ漠然としていて、言語化が出来ていないけど困っている事ってあると思います。私はあります。
それをなんとか言語化をしようとする努力は必要です。その努力はすごく大事で、相談を聞いてもらっている人に、うまく言語化してもらえるかもしれません。
時間がなくて準備が足りないなどあるでしょう。それで失敗する事があります。周りからのフィードバックや、質問者の反応から、「伝わりやすい伝え方」を模索していく。とにかく伝わるように努力をすることが大事になっていきます。

3. 相手に敬意を持つ

これが何よりも優先する事です。リモートだとどうしてもコミュニケーションの質自体は下がってしまいます。また、リモートだと出社した時にたまたま出会って雑談をするという機会が少なくなってしまいます。仕事で密接に関わって日常的にコミュニケーションは取っていても深く知る事は難しく、実際に会ってみるとリモートの時に会話した印象と少し違うということもままあります。

コラボスタイルでは、その課題を克服するために社内イベントではコミュニケーションを取るためのアクティビティを実施したり、日常的な雑談を推奨しています。出社をしたらコミュニティチームが積極的に他の社員と繋いでくれたりもします。少ない機会であっても多くの方とコミュニケーションが取れる仕組みづくりがされており、非常にありがたい限りです。

ただ、出社が前提の企業であってもそうだと思いますが、全ての人と対話ができるわけではないです。仕事上ほとんど関わりがない人が出てきます。そして、それが営業と開発、開発でもフロントエンドとバックエンド、アプリケーションレイヤーとインフラレイヤーといった立場や視点の異なる場合、お互いの立場や視点の違いから摩擦が起きてしまうことは少なからずあると思います。
そんな時にこの「敬意」というのが重要になると思っています。

機能の実装などで意見が対立したり、自分の提案を受け入れてもらえなかった場合、「相手は、自分にはできないことをやっている。」「相手は自分とは違う視点を持っている」と相手の意見に対して敬意を持つ意識を持っていると、意見をすっと受け入れやすくなります。それは単に「相手が楽をしたい」という一見怠惰な理由であったとしても、その「楽をしたい」にはすでに運用での対応が多く処理しきれない状態になっている、類似の処理でミスが発生し、問題が発生したことがあるなど様々な背景がある場合もあり、その言葉として一言でアウトプットされています。

相手の意見に対して敬意を持ち、場合によってはその言葉の背景を深掘りすることで視点をすり合わせることも可能です。
単に相手の視点を理解するだけでなく、自分の意見の背景を説明するということも大事になってきます。対面ではなくリモートワークのため、コミュニケーションの情報量が下がるからこそこの敬意を持って相手の話に耳を傾けるということがすごく大事であると私は強く感じています。

ただし、過剰な敬意は不要です。過剰に相手に対して敬意を示し意見を尊重すると今度は指摘しなければならないことを指摘しないなど、コミュニケーション上の問題も発生します。敬意を持つのは大事ですが、相手を尊重しすぎることはそれはそれで問題なのです。

終わりに

私は特に3つ目の「敬意」の大切さを強く感じています。コラボスタイルでは、行動指針として「相互信頼の姿勢(肯定ファーストと相互マネージメント)」を掲げています。相手を信頼し、敬意を持って接することは、このフルリモートという環境においても非常に大切で効果的な行動指針です。

今回あげた3つについては、「リモートワーク」と言いながらも、正直リモートでなくても当たり前だよ!という方もいるのではないかと思います。リモートにおいては、その「当たり前」をより意識をすることが大事だと思っています。リモートはもちろん、リモートじゃなくても「なんかうまくいっていない…」を抱えているのであれば、少し意識をしてみてはいかがでしょうか。

コラボスタイル Developers

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