Web系エンジニアが始めるマイクラmod作成(環境構築編)
どうもお疲れ様です。MESIです。
最近マイクラサーバーの運用をしているのですが、Modの作成にも興味が湧いてきました。
マイクラ(Java版)のModを作成したくなったので忘備録として残します。
私について
- 普段はWeb系のエンジニアをしている
- ゲームのプログラミングはわからん
- Windows上でのプログラミングわからん
- Javaは少し経験あり
私と同じようなWeb系のエンジニア向きに記事を書いていきます!
開発環境
Windows11を使って開発します。
普段はMacOSかLinux(WSL2)で開発しているので、WindowsOS上でのプログラミングはあまりやったことがないです。
JDKのインストール
まずはJavaが実行できるようにするためにJDKのインストールを行います。
JDKは、Java Development Kitの略でJavaで開発を行うために使用されるソフトウェアパッケージです。JDKには、Javaプログラムのコンパイル、デバッグ、実行などを行うためのツールやライブラリが含まれています。
JDKをインストールするために上記のサイトへアクセスします。
Package TypeはJDK、Versionは21をインストールしてきて下さい。
インストール方法は下記記事がわかりやすいです。
インストールが完了したら「PowerShell」または「コマンドプロンプト(cmd)」を起動し、次の2つのコマンドで確認します。
java -version
javac -version
Minecraft Forge MDKのダウンロード
MDKはMod Development Kitの略で、Modの開発に必要なツールがまとまったものです。
上記のサイトからダウンロードします。
今回はバージョン1.21.4を利用します。
Mdkをクリックして少し待つと右上にSKIPボタンが表示されるのでクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードしたzipファイルをプロジェクトフォルダを作り移します。
私はC:\Users\ユーザ名\Documents\develop\minecraft-mod
ディレクトリを作成して移しました。
そこでzipファイルを解凍します。
実行構成の作成
IntelliJ IDEA向けの実行構成を作成します。PowerShellを起動してプロジェクトとディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します。
.\gradlew getIntelliRuns
BUILD SUCCESSFULが表示されたら完了です。
IntelliJのインストール
上記のサイトからIntelliJをインストールします。
このときUltimateではなく無料のCommunity版をインストールするようにしてください。
起動
IntelliJを起動してProjectとして先ほど解凍してMDKを選択します。
すでにサンプルコードが入っているのでこれを起動させてみましょう。
まずプロジェクトのJavaの設定を変更します。
プロジェクトを右クリック->モジュール設定を開くを選択します。
プロジェクトを選択してSDKをtemurin-21に設定します。
Gradleメニューから以下のrunClientを右クリック->Runで、デバッグ用に色々表示されたMinecraftが表示されます。
しばらくするとマイクラが立ち上がります。
メニューからModを選択してModの反映を確認します。
クリエイティブモードでアイテムを見るとサンプルブロックがあり設置できます!
以上で環境構築は終了です。お疲れ様でした。
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