アーキテクチャConference 2024 に参加しました
はじめに
本日、アーキテクチャConference 2024 にリアル参加してきましたので、
熱が冷めないうちに参加レポートを書いていきたいと思います。
開催概要
開催概要は以下の通り。
- イベント名: アーキテクチャConference 2024
- 日時: 2024年11月26日(火)9:50~
- 場所: 浜松町コンベンションホール & Hybird スタジオ
- 開催形式: オフライン・オンライン配信(無料/要事前登録)
引用: https://architecture-con.findy-tools.io/
本イベントはFindy社が主催するアーキテクチャに関するエンジニア向けのイベントという感じです。
今年5月におこなわれた、アーキテクチャを突き詰める Online Conference に続いたイベントとのことでした。
今回はオフラインと、オンラインのハイブリッド開催で、社外でアーキテクチャについて話せる場を作るため、リアル会場での視聴が可能でした。
セッションの内容、リアル参加して
タイムテーブルはこちらに記載されている通りで、午前から午後まで各会場にて別々のセッションがおこなわれるという形式でした。
私自身も様々なセッションに参加してきましたが、個人的に印象に残ったセッションの内容と個人的な所感を書きます!
ビジネスの成長を加速するB2B SaaS のスケーリングアーキテクチャ
株式会社アンチパターン: 小笹さん
アマゾン ウェブ サービスジャパン合同会社: 櫻谷さん
本セッションは、「ビジネスの成長」、「B2B SaaS」という興味、関心のあるワードが並んでいたので、業務でも活かせるような、スケール性のあるアーキテクチャのポイントが聴ければ良いなと思い、
参加することを決めました。
1つのテナントにかかるコストを可能な限り少なくしてかつ、ビジネスをスケールさせていくために、どんなアーキテクチャを考えていくかという内容でした。
私自身、B2B SaaS の会社でエンジニアをしており、いかにお客さんに価値提供のしやすいアーキテクチャを組んでいくかが何よりも重要であると感じましたし、
あくまでも目的を達成させるための手段として、最適な選択をすべきであると思いました。
最も印象に残った内容として、「システムが継続的に満たすべき品質特性をアーキテクチャに」という言葉がありました。
今後、アーキテクチャを考えるフェーズに来たときは、うちのサービスの品質特性はなにか?を考えたうえで、最適な選択ができるようにしたいと思います。
イオンCTOが語る イオングループ全体を支えるクリティカルシステム 解体新書
イオン株式会社,イオンスマートテクノロジー株式会社: 山崎さん
イオンという大規模な開発組織で、大規模なユーザーを抱えるアーキテクチャを知りたい、悩み事などを聴いてみたいという考えから、参加することを決めました。
私は比較的小規模な開発組織でかつ B2B のサービスを開発しているということもあり、ここまでスケールの大きい話を聴いたところで・・という思いは少なからずありました。
しかし、実際に話を聴いてみると、マイクロサービス化の方法や、オブザーバビリティに関する工夫など、今すぐにでも業務で取り入れることができそうな内容も含まれており、非常に学びが多かったです。
今後、自社のサービスが成長を続け、大規模な開発となったときにも活かせる内容もあり、
その時に何を考え、どのようなアクションが必要かを知ることができました。
個人的な所感
他にも各セッションに参加し、懇親会にも参加してきましたが、
個人的には、アーキテクチャを考えていく中で、ベストプラクティスは存在しないと感じました。
今、最適なアーキテクチャやモダンな技術を採用しても、1年後には・・もっと言うと次の日にはレガシーなアーキテクチャになっているかもしれません。
それだけに、常に最適な選択をするために、トレンドを追い続けること、様々なアーキテクチャに触れることが重要であると感じましたし、
様々なアーキテクチャに触れるきっかけとして、この「アーキテクチャConference」などのカンファレンスに参加することも大切であると思います。
懇親会を含めて、他社さんのアーキテクチャについてディスカッションする機会は多くないので、
次回もまた参加し、多くのアーキテクチャに触れ、学びたいと思います。
おわりに
はるばる名古屋から東京に足を運んでとてもよかったです!!
同時に、ノベルティが大量で、名古屋まで持ち帰るのが大変でしたが、無事に帰ることができて良かったですw
では!
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