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なんだか初期デザインが微妙になってきた時に振り返る記事

2023/07/31に公開

実装初期に想定していたデザインがいざ実装してみたら微妙…って事ありませんか?

webサービス開発全般で似たような事は起こる可能性があるので一旦思考の整理のために記事にします。

結論は俯瞰が足りてない気がする

デザインを考える際に物事を俯瞰することは極めて重要です。俯瞰するということは、全体像を把握し、個々の要素がどのように関連しているかを理解することを意味します。俯瞰することによってユーザーの視点を把握することができます。ユーザーが何を求めているのか、どのようなニーズや問題を抱えているのかを理解することで、より使いやすく、満足度の高いサービスを提供できるでしょう。

原因1: 変化への考慮が甘い

開発初期は狙った目標やアイデアに基づいてデザインをスタートさせますが、実際に利用され始めるとユーザーのフィードバックや行動から新たな気づきが生まれ始めます。それに合わせて修正を重ねていくと初期デザインでは歪みが生まれなんだかチグハグになってしまう… webサービスは時間の経過と共に変化していくので変化について初期段階からしっかりと将来の拡張性について考慮する必要があります。

原因2: 一部にこだわりすぎてしまう

段階で全体像を把握することが難しく、細部に執着しすぎてしまうことがあります。完璧はありえませんが現時点での完璧にしたい!という気持ちが先行するパターンで経験的にそういったデザインは変化に弱いパターンが多いです。

原因3: スコープが曖昧

原因1と被ってきますが、サービスのスコープが曖昧だと方向性がぼやけてしまい、ユーザーのニーズ的にもビジネス要件的にも何とも微妙になってしまう事があります。一度俯瞰してもう一度サービスを通して何がしたいのかを見つけ直す必要があります。

まとめ

記事でまとめた失敗は、俯瞰が上手くできていない時に起こりがちです。 俯瞰しよう俯瞰しようと気をつけていても起こる時は起こるので俯瞰で足りないなら鳥瞰してみるのも面白いかもしれません。
俯瞰よりもさらに高い視点の鳥瞰で考えることにより、サービスの全体像を一目で把握することができます。各要素や機能の配置、関係性を俯瞰することで、全体的な一貫性や調和を確保しやすくなります。

鳥瞰して全体図を捉えてデザインする事はまた別の記事でまとめたいと思います。

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