LINEミニアプリの開発言語は? → 基本的にはHTMLベースで完結
BULB加藤です!ZennでLINEミニアプリの開発情報をお届けしています。
LINEミニアプリの開発言語について解説します。
結論としては
基本はHTMLベースで出来上がりますが、実際の運用の中ではなんらかのバックエンド構築が必要となります。
アプリケーションはフロントエンドのみでOK
「アプリ」と聞くとSwiftやReact Nativeなどで開発しないとだめなのかな、、?と思ってしまいますが、
LINEミニアプリの場合はWebフロントエンドの言語 = HTML / CSS / JavaScriptでアプリケーション部分の構築ができてしまいます。
ミニアプリはLIFFで開発します
LINEミニアプリはLIFFというLINE社独自のフロントエンドフレームワークを使って作られています。LIFFのAPIに沿ってHTMLベースで開発していけば、LINEの中でアプリのように動作するものが作れてしまうんですね。
LINE Front-end Framework(LIFF)は、LINEが提供するウェブアプリのプラットフォームです。このプラットフォームで動作するウェブアプリを、LIFFアプリと呼びます。
LIFFアプリを使うと、LINEのユーザーIDなどをLINEプラットフォームから取得できます。LIFFアプリではこれらを利用して、ユーザー情報を活用した機能を提供したり、ユーザーの代わりにメッセージを送信したりできます。
ReactやVueでの開発がおすすめ
ミニアプリではモバイルオーダーなど複雑な実装をすることが多いので、ReactやVueで作って行くのがおすすめです。
HTMLベースとはいえど生のHTMLやJSで書いていくのはかなり大変そうですね。
React開発はこちらを参考にしてみてください。
データ取得やサービスメッセージ配信でバックエンドの構築が必須
ただ単にミニアプリを作るだけであればフロントエンドで完結しますが、実際に運用するためにはAPIやデータベースの活用が必須になってきます。
たとえばミニアプリを利用したユーザーのUIDなどのデータを取得してCRMに活かすためには、データベースにそれらを蓄積しなければなりません。
ただこのへんもFirebaseやDynamoDBを使えば、サクッとできちゃいますね。
サービスメッセージ
サービスメッセージ配信ではユーザのトークン取得やLINEAPIへのリクエストが必要となるので、ここでもバックエンド開発が必要です。
僕は唯一得意なPHPで開発しました! サーバーレスでやる方法もあるんだとは思いますがそこまでの検証をするには及ばず。
作るシステム自体はそれほど複雑にはならないので、PHP / Java / Rubyなどで安定稼働するものを構築できればOKです。
かんたんにアプリが作れる
基本はHTMLで構築できるLINEミニアプリですが、実際にLINE上で動かしてみるとネイティブアプリのように軽快に動作して感動します。
ミニアプリは開発のために審査が必要なので敷居はやや高いですが、開発を考えている方はぜひ一度LINEへ問い合わせてみましょう!
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